月末の週末でしたが、それにしても前半が弱いな。中盤まではマダムのお付き合いがゆっくりと。中盤以降はお客様を呼ぶゲストだったのかしばしお席も埋まる感じで。
その後のご常連さんに年末のすったもんだのことを問われてしまいました。ご利用をご遠慮いただく形になってしまった例の事件の方のお知り合いのかたが私共にとても近しい関係の方だったようで「どんな感じだったの？まあ、飲むと癖があるからな」とのことでしたので・・・・・・。
その後のご常連さんが、また勘違いをされご婦人に失礼を。お一人でお越しの方にご相伴をいただいていたりすると、何かと冷やかしを受けてしまうことも。ムッシュ自身は悪気は無い方なのですが、マダムにはとても申し訳ないことを。
・Ａｌｏｘｅ Ｃｏｒｔｏｎ’８５ Ｃｈａｎｄｏｎ ｄｅ Ｂｒｉａｉｌｌｅｓ
コート･ド･ボーヌのエリアから上手に極上を見つけられ。まあ、’８５に拘れていたような気もしますがそれはそれで。
グラン･クリュでは無いものの彼女が作るアロース・コルトンは、実は何方かのお目に届かれなければもうお勧めはしないでおこうと心に秘めていた私好みの１本。まあ、彼女に見つかれば仕方なく。熟れたザクロの甘酸っぱさの後に引くグレナデン・シロップのような濃密なアフターは正にボーヌ･エリアのスターでしょう。限りなくグラン･ヴァンに近いこの’８５はやはり素性をはっきりと感じさせてくれます。
気が付けばまた、ボーヌが手薄に。
後半はカリフォルニアを特値で出されていたワインが威力を。何か業界も変な法律があるようで在庫を持つ期間に期限が有られるようで。それを上手にセールスしていただいたシミィのランドスライド・ヴィンヤード’０３はお値段以上のパフォーマンスを。レーメイのムッシュにとってのお気に入りに加えていただければ少し楽に為るのですが・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
