温習会の為、勝手をさせていただいき１９：００からの営業になった昨日でしたが前半から結局息つく暇はございませんでした。
・Ｈｅｒｍｉｔａｇｅ Ｌａ Ｃｈａｐｅｌｌｅ’８６ Ｐａｕｌ Ｊａｂｏｕｌｅｔ Ａｉｎｅ
昨日は温習会にお供いただきありがとうございました。ご常連のムッシュは、お約束を果たしていただける終盤のご来店でしたが今宵も素晴らしいワインを甘えさせていただきました。
ローヌのワインは、どうもこのところ私共でもそうなのですが評価をされる方ははっきりと。最近のオークションでも１本のボトルで最高値を記録したワインがこの造り手のこの銘柄だったようです。流石にヴィンテージは異なる’６１だったようですが。それでもこの’８６でも極上のワインであることは間違え無く。ちなみに’６１は１本約２６０万円の落札価格だったそうですが。
プルーンとインクのアロマをふんだんに讃えながらも上質な果実の甘みを全身に纏いながら。熟成したローヌは、ムラムラさせられる香りが徐々に洗練された方向に向かう通好みのお酒では。
今宵もやはり後半が一番バタバタしてしまいましたが、どちらにしてもご常連さまあっての私どもでは。ただ、それにしてもあの温習会に出席されておられた京都のＶＩＰ達はいったいどちらでお食事をとられておられるのか気になります。
そして、本日私と共にお付き合いいただいた社長のお若いながらもタフさにもいつもながら驚かされます。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
