異常に寂しく暇な土曜日になってしまいました。前半などは全く、中盤以降にやっと祇園街の芸妓さんのご来店が。こちらが引き金で、まあ何とか予定の半分くらいまでは・・・・・・。
さて、今宵もこのところ詰めてご利用いただけているイタリア料理のレストランのサーヴィスの方が。奇遇なもので好みが共通するシャンパーニュということと近づき易いお人柄からも幾つかお話も交わせるように。
・Ｄｅ Ｌ’Ａｒｇｅｎｔａｉｎｅ Ｖａｎｄｉｅｒｅｓ Ｂｒｕｔ’９０
ヴィンテージが表記されたシャンパーニュは、現実的な価格でのオーダーは難しい状況です。そんな状況を気持ちよく変えてくれるこのシャンパーニュは、その上’９０ですか！と期待を抱かせ、またそれ以上のポテンシャルを見せつけてくれます。もちろんサロンやドン･ペリニヨンと比較はしてはいけませんが。
中堅クラスの造り手達は、まだまだ紹介されつくされてはいないでしょう。そんな意味でも今回のド・ラルゲンティーヌはヴィンテージ･シャンパーニュも偶には手を伸ばしてみようかな？と言う淡い衝動を揺り動かしてくれる１本だったような。’９０にしては泡の力はややか細くなっているものの、お約束のナッツ、アーモンド、ブリオッシュは当然ながらモカのニュアンスまで堂々と感じさせるあたりは十分に評価に値するのでは。蜜のアロマも華やぎを与えてくれながら、まあ同僚の男性と分かち合うシャンパーニュとしてはこれ以上は必要なく。
それにしても短期間に頻度を高く、ありがとうございます。２６歳ですか、素晴らしいですね。謙虚な気持ちで熱心な姿には心を洗われます、いっぱいいっぱいワインをテイスティングしてください。私も２０代後半にかけて随分飲み込ませていただいたものです。体力もあられるでしょうし。
ただ、この”つぶやき”中にお電話が。お家の鍵は私共にはお忘れになられてはおられませんでしたよ・・・・・・・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
