Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フランス

家を出る直前の着信履歴から西村さんのお怒りが。先日の”つぶやき”また業界的には問題が表れ。訂正箇所はお解かりの方のみで。それにしても。
さて、昨夜はフランス・ワインの王道がやはり皆様のお好みであることがはっきりと。それでも色々と感じさせられる酒質ばかりで
・Fixen’99 Pierre Gelin
・Gevrey Chambertin Les Platieres’99 Philippe Lecrerc
・Gevrey Chambertin Clos St Jacques’91 G.Bartet
・Gevrey Chambertin’88 Philippe Charlopin Parizot
・Chateau Figeac’81 St Emilion
先日、開業されたシェフがスタッフの皆さんと。業界の情報を運んでいただきながらも、冗談で私共のお料理のスタイルで盗むメニューがあられたとか?ピエール・ジェランのフィクサンは’99の大ぶりの果実味が膨らみ、酸味立つこのエリアのワインとは一線を。
今宵、唯一のボルドーフィジャックを空けられたお三方は2:00からもう一本。マダムのオーダーでしたので、何もお伝えいたしませんでしたがやはりブルゴーニュの中でも最も強固なワインを仕込むロック・スターばりのフィリップさんは若すぎ。26歳のしなやかなフィジャックの後と言うのもありましたが、一段と実際はそれほど長身ではなかった彼でしたがワインはボルドーを見下すように腰抜けなピノノワールだは無く。とは言えフィジャックは当然の如くエレガンスを纏いゆっくりとした佇まい。
深夜1:00ごろは5名様でも2人くらいは撃沈されておられることも。そんな方にはもったいないので、お注ぎせずプルミエとは言え特別なクロ・サン・ジャック。今宵1番感心させられる味わいでしたが、残念ながら男性5名で随分お飲みの様子に本音はもったいないな。価格改正できて無かった1本と言うのも気持ちを。
もっとも興味深い1本は、転換期であったりジェネリックであったりと考えることは様々。香りにナツメグのソースの様なアロマを讃えておりましたが熟成香とひねた感じの移ろいがお好みを。シャルロパン、特別な造り手だけにヴィエーユ・ヴィーニュは気難しさも。ところで10月まで予約が取れない料理屋さんとは如何に。羨ましくもそんなに違うのかと興味を。R