ゴールデン･ウィークの狭間の火曜日と言うのは、はっきりと。全体ではかなり低調でやはりなあ、とつぶやきに近く。ただ、前半の祇園のホステスさんたちは忙しそうにお食事を。
この手の方達はご予約は、本当にありがたいのですがほとんどが当日それも直前の場合が多く正直準備などまったく。私は大丈夫なのですがシェフはかなりのストレスになるでしょう。その上ほとんどが同じ時間のご来店で同じ時間のお帰りになられるので。ご常連のお姉さん方は、心得ておられて少なくとも１９：００ごろにはお越しかお帰りが２１：００過ぎてもＯＫのママさんクラスになられるのですが。やはり初めての方やホーム･ページ等の下調べがない方で２０：００スタートの２０：４５まででメイン料理を含めたほぼフル･コースに近いアラカルトのご所望を。時間に関わられないのであればありがたい。ただ、貸し切りでもない限り常識的には・・・・・・・。まあ、料理人さんが３人くらいいたら可能なのかな？個人的には出てくるほうが怪しく思ってしまいますが。まあ、グラス１杯でもワインを飲んでいただけたのは若干の救いでしたが。
さて、愚痴はこのあたりでワインに関しては今宵はグラスが充実しておりました。
・Ｖｏｓｎｅ Ｒｏｍａｎｅｅ’０２ Ｊ．Ｃａｃｈｅｕｘ
・Ｇｅｖｒｅｙ Ｃｈａｍｂｅｒｔｉｎ’９９ Ｒｏｓｓｉｇｎｏｌ Ｔｒａｐｅｔ
・Ｇｅｖｒｅｙ Ｃｈａｍｂｅｒｔｉｎ １ｅｒ’９６ Ｄｅｓ Ｃｈｅｚｅａｕｘ
ブルゴーニュの面白みがあるものが幾つかもちろんボルドーもグラン･クリュを含めて複数ございましたが興味深いピノ・ノワール。いつものご常連はためらわれずに全てを比較されましたが。どれもそれほど原価は変わりないのがこの３本の比較のミソで。やはり今回もデシェゾーのポンソはヴィンテージとプルミエながらも熟成感のみで勝負を。
ただ、全て求めるタイプが違う引き出しとしては個性を楽しんでいただけるもので。ただ、個人的には残念ながらプスドールのサントネイが今回もお値段的にもお安くあるのに彼らを凌いでおりました。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
