二日のゲストでもうひとつ。美術館の学芸員さんのご夫婦はお互いに仕事上すれ違いの生活も多そうで。長いお付き合いになりましたが、マダムは相変わらずお強くなられる一方でご主人は昨夜は大健闘なものの、通常はうつらうつらとされるもので。
マダムのお誕生日のお祝いを兼ねたご利用に、こんなお付き合いがありがたく。シャンパーニュから始まり、ムルソー、サントネイ、タルボ、イタリアのデザート･タイプの赤、マールと中々の飲みっぷりは流石の一言。ムッシュはタルボあたりでストップが掛かるものの今宵は上出来でした。
引き合うものと言うか、その後をニューヨークの美術館の館長さんがお互いご存知の中だけに大人の視線でしたが、ワインとはまた異なる芸術の好みは激しいもので本音は私のみ耳に入れさせていただきましたが。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
