１５日土曜日はビストロ、ワインバーともに忙しく一週間の疲れがドッとでました。本日も色々なワインが・・・・。
・Ｂｏｌｌｉｎｇｅｒ ＲＤ’７９
・ Ｖｏｓｎｅ Ｒｏｍａｎｅｅ’９５ Ｅｍｍａｎｕｅｌ Ｒｏｕｇｅｔ
・ Ｃｈ Ｒｏｕｚａｎ Ｓｅｇｌａ’９５
・ Ｃｈ Ｌａｆｉｔｅ Ｒｏｔｈｓｃｈｉｌｄ’６５
昨年のハウスシャンパーニュ、ボランジェの珍しいオールドヴィンテージ’７９は
彼等らしく弱めの泡ではあるものの、熟成したゴールドを帯びた色合いは蜂の巣に
手をつっこむプーさんのイメージも浮かび。ジャイエの愛弟子はジェネリックでも優雅な味わいを。シャネルの’９５はやはりアペラシオン、ポイヤックの味わいを感じさせるマルゴーでした。そして本日の際物は６０年代でもかなり厳しさを持つこのヴィンテージは、お近くのクラブのママさんへのご依頼の１本。雨のなか、澱がまわらないように出張ソムリエをいたしました。
コルクはやはりボロボロではあったものの、柿色に変わった煉瓦色の液体からは
予想以上の果実味が溢れており初めてのバースデイヴィンテージに感慨深い思い出
を感じていただければ幸いです。私自身も格付け筆頭のポテンシャルを感ぜさるおえない淑女にこの日だけは、このママさんをだぶらせていました。
さて１０月も、はやいもので半分が過ぎてしまいました、ワインシーズン到来のこの季節グラス１杯でもお楽しみいただければと思われます。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ．Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
