Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

テイスティングセミナー

20日のワインの日は、いつもの御常連の皆様の顔が少なく、落ち着いた日になりましたが、お昼の2:00より充実した時間もございました。
本日は、アルザス
Domaine Schlumberger
のセールスマネージャーの方がお越しになられ、計7種のテイスティングセミナーを、私共のワインバーで行っていただけました。アルザスと言えば、リースリングやゲヴュルツトラミネールなど、奥行きのある甘口の白ワインの代名詞のようなエリアですが、冬場に活躍するアイテムと言った印象もございます。
このドメーヌは、100ha以上の自社畑を所有し、特級畑や黒ブドウのピノノワールも仕込んでおります。今回気に入ったワインは、シルヴァネールといった少しマイナーなブドウ品種ではありますが、リーズナブルで、ほのかな甘味が心地よく、万人受けしやすいタイプかと。良く冷やしてあげて、ホタテ貝などのバター焼きとの相性が楽しめるかと・・・。
もう一つは、やはりグランクリュピノグリでした。最後に出て来たワインということもあり、トロリとした甘味とオイリーな口当たりに、ゆっくりとした時間が感じられましたが、ボルドーのソーテルヌとはまた違った、味わい深いテイスティングに、良い勉強が出来たと思われます。
それから本日は、比較的コストパフォーマンスの高いワインを、皆様上手に選ばれたようで、特に、
・Chambolle Musigny.Les Amourouses‘01 B.Serveau
・Vosne Romanee‘00 Meo Camuzet
の二本を楽しまれた、ドクターのお連れになられた女性は、他にゲストがおられなかったのもあってか、かなり饒舌になっておられ、若干の苦笑もございましたが、男と女はやはり色々なものだな、と私自身も楽しくお話しを聞かせていただきました。まあ、ドクターも、看護婦さんも、そしてソムリエも人間ですからね。ワインは楽しく飲みましょう!

 Sommelier R.Imamura