Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ・ボルドー’81

2週間ぶりではありますが、休日を。やはり、本音では 週に1度は休息を取りたくも。ですがですが、結果的には4月の前半戦は 休日営業を行った意義が見受けられる 気持ちと数字でも。
桜も葉桜になりつつの 祇園界隈ですが 4月の中盤以降も 少しでも動きが有れば 嬉しく思います!
で 先週末の土曜日の晩は
・Charmes Chambertin'81 Geantet Pansiot
・Chateau Grand Puy Lacoste'81 Pauillac

久々のご利用のご予約をいただけておりました 名古屋のドクターですが 約束のお時間にも 中々待ち人気足らずで。
そんなことは無いよなあ?と半ばではありましたが お電話が。安堵にも似た感覚でもありますが、先のお店で ゆっくりとも。まま、久々の京都も満喫されたいでしょうから。
そして、今宵も'81を。これまで、まま 数本ではありますが それでも毎回お飲みのヴィンテージは現状は まだこのヴィンテージのみで。そう言ったところからも ご利用の意図がはっきりと。4年ほどのお付き合いでもありますが、変わられないお連れ様と言うことも また意味深いとも思われます。
また、今回もですが ただただ もうブルゴーニュの古酒の高騰と 意外にこのヴィンテージの出物が 見つからないのも正直。また、他の顧客にも持っていかれてしまうタイミングとも。そんな手持ちで、今回の目玉でもあったのですが やはりヴォギュエのアムルーズは 却下だったな・・・・。そう、仕方ない 以前のリストではDRCのロマネ・サン・ヴィヴァンがあるのですが その価格まで高騰しているので そしてそのサン・ヴィヴァンは ラターシュ クラスまで上昇をしてしまっており・・・・。
なので、この手持ちは救われるものでも。ジャンテ・パンショ、近年の評価の上昇で これもまた 見つかりにくいものではありますが シャルムですので 期待もまた大きく。
これもまた 熟成した狙い通りの 熟れたブルゴーニュ、先の痛い思いも有ったルソーのシャルムとは また大きく異なるものですが やはり個人的には偉大なヴィンテージも興味深いものですが 何よりも飲み頃が重要かと。複雑な乾燥無花果のニュアンスに シャンピニヨンの個性が溶け込んでおり優雅な味わいは 流石の。
ブルゴーニュは手が出ない感じも でしたが まだまだ飲み込みたい感覚はボルドーへと。2本目は、今回はお値打ちな5級シャトーへと。世評的には やや難しさすらの このグラン・ピュイ・デュカス、ラコストならば?が本音ですが 侮れない結果でも。まま、明らかにスタイルも異なる カベルネ・ソーヴィニヨンの代表的なスタイルですが 正に飲み頃であることは間違えない。モカと トリュフが全開に広がるものですが 深夜に飲み込む この優しい味わいに若いワインしか飲み込んでおられないと・・・・・の 優美さかな。
'81は 今月末でしたら 禿山が届きますが!また、タイミングは合わないかな?他にもターゲットも有りですが。
Sommelier R.Imamura