久々に週末にかけて”つぶやき”が書き込めない時間帯でしたので昨夜は。ですので木曜日の出来事をまずは。
・Burlenberg’00 Marcel Deiss
・Bourgueil Grand Mont’96 Pierre jacques Druet
・Lirac’98 Roger Sabon
・Nuits Saint Georges Clos des Porrets’88 Henri Gouges
・Bourgogne Rouge’85 Nicolas Potel
毎日のように書き込みを続けておりますと、更新されていないことに安否を問われるのもありがたい限りですが前日の埋め合わせと言うような形で。
アルザスの特別な造り手のダイスの赤。以前は’99を稀少な手持ちで扱わせていただいておりましたが、今回の’00は正規で代理店が出来たことでの状態の素晴らしさはピュアなピノ・ノワールの姿を表現しております。冷涼なエリアなだけに淡い色調ながらも、そのパワーにはブルゴーニュとは異なる秘められた味わい。
ロワールの赤、先日同様にやや杞憂な存在ながらもこの’96のグラモンは中々洗練されたスタイルで。シノン同様フランの味わいは、こちらも冷涼なフランスの庭園から産み出される意外な滑らかさ。
2本目は、これまた関心させられるローヌの逸品。かなり安価なプライスではあるもののロジェ・サボンは噂に違わない、幾分穏やかながらもチャーミングな中にほんの少しのガリグのエッセンスを一滴。
エチケットは、ぼろぼろではあるもののコルクで判別可能な’88のグージョ。個人的には、このくらいの酸の出方はブルゴーニュの姿かとも思いますが最近は中々シビアなご意見もいただける何時ものお二人。甘みのたっぷり感と後は熟成具合なのかな?
久々の2本目ながらも、ここは面白いのですよね。ブルゴーニュ・ルージュの段階ながらも’85のポテルは困った時の価格合わせにも最高のパフォーマンスを。
この晩は、何とも意外ながらもお強いマダムの厳しき口調に男性陣もたじたじの朝方まで3組が。何とも週末まで過酷な肝臓です。
Sommelier R.Imamura