Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

記念日ワインにはこの花を

ご常連さんには、なにかと小道具のご紹介でもううんざりの方もおられるかもしれませんが田崎さんの書籍で「記念日ワインにはこの花を」と言うものがございます。この本、お花とワインを愛でることの出来る方なら面白みもあられるかと・・・・・・・・・。366日すべてをデイリーの記念日にふさわしい花を選び花言葉とその花からイメージされるワインを1本づつセレクトされコメントを添えてまとめられたもの。軽い会話には、もってこいのアイテムでは。昨夜もこの本で波乱が。
最近おひとりでの、仕事上がりのご利用が増えられたお姉さんはどうやらお隣のアフターにての他のお姉さんとのご利用のムッシュと本日ご同伴のようで、大人の世界が渦巻いておりましたが何とも・・・・・・・・。
間にはいるように、この本を架け橋にお生まれの日の花と花言葉を伺うと。
今宵のお姉さんは「分かち合う悲しみ」ムッシュは「威厳」昨夜のお姉さんは「危険」この相関関係は非常に出来すぎていて思わず口元もほころんでしまい。なんとも、危険とはぴったりのイメージのお姉さんに最近公開された「ダヴィンチ・コード」をどちらさんと見に行かれたのか随分攻められていました。温和でジェントルなムッシュが「会社では、僕も威厳はある方なんだよ!」と言う叫びも心なしか昨夜はうつろに。
また、おひとりのお姉さんと対照的に私の花言葉は「果てし無い悲しみ」でした。”アリウム・コワニー”と言う花が恨めしく。まあ、でも一日違いで登場するお花は悪名高い”トリカブト”でしたので下を見てしまいました。
後、夫婦仲のことも考えて妻は”レンゲショウマ”で「感化」で青龍は”フジバカマ”で「躊躇・ためらい」でした。よろしいな。坊主はイメージとは違いますが。
最後に田崎さんの「まえがき」から。ワイン通の中にはテーブルで全員がグラスをグルグル回し眉にシワを寄せながら否定的な言葉までが聞こえることも。ここでは、主役はワインになってしまっています。また、香り味の刺激個性が強い食材や、女性の香水にクレームをつけたり店内の花にまで香りの邪魔を。主役はワインではなく「人」であるべきです。”時間を、そして大切な人とのライフを楽しむ”・・・・・・・・
ちなみに、ロマネ・コンティは何月何日だと思います?
             Sommelier R.Imamura