Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵のワイン・リスト

極端なもので16日金曜日は忙しくやはり、お人の出は集中するもので。今宵も素晴らしいワインが扱われる、ワインバーらしい時間帯も。
・Chambertin’96 Louis Jado
・Chateau Leoville Poyferre’96
・Brunello di Montalcino’92 Banfi
・Gaja&Rey Chardonnay’92 Gaja
・Echezeaux’85 Francois Lamarche
・Bonne Mares’83 Robert Groffie
・Chassagne Montrachet.Morgeot’76 
          Fernand Laurant Pillot
・Ingurunuk’60
・Chateau Latour’60 
とても読み悪いアルファベットの羅列のようですが、とにかく今宵はグラン・ヴァンの抜栓が次々と・・・・・・・。ボルドーブルゴーニュ、イタリアと私共らしいワインのラインナップに久し振りの追われる状況も。ジャドのシャンベルタンは永い事セラーで寝ておりましたが、ついに嫁入りを。ポワフェレの’96は南座にて顔見世の期間中のあの方に。ブルネッロの’92はコルクが砕けながらも宮川町の姉さんへ。熟成したガヤのシャルドネはヴィンテージ’60の前座に。ラマルシュの’85は、本日の期待を最も裏切る残念な1本。逆に、かつてのグロフィエはいかに?と興味深々のボンヌ・マールは今宵のベストでは!リコルクされた’76はシャサーニュでも肉厚で豊満なスタイルを見せつけて。ヴィンテージ’60は予想以上のバランスを保ち、カリフォルニアはヴィンテージ・ポートを連想させ、ラトゥールは高貴でありながらもノスタルジー溢れる、ぶどう酒に。今夜はオールドも多数ございましたがコルクの破損は、何故かの’92のブルネロのみで特にラトゥールの’60の抜栓は慎重かつ大胆に、気持ち良いほどの感覚でした。 さて、明日もこの勢いがございますでしょうか? 
                 Sommelier R.Imamura