１７日の水曜日は、ワインバーとして本来望むべき時間帯と、望まざるべき時間帯もあり、自分たちの気持ちを抑えながら、ただの酒場の状況もございました。
そんな中、本日は、
・Ｄｏｍ Ｒｕｉｎａｒｔ‘９３
・Ｌａ Ｇｒａｎｄｅ Ｒｕｅ‘９６ Ｆｒａｎｃｏｉｓ Ｌａｍａｒｃｈｅ
・Ｂｒｕｎｅｌｌｏ ｄｉ Ｍｏｎｔａｌｃｉｎｏ‘９３ Ｆｒｅｓｃｏｂａｌｄｉ
・Ｒｉｅｓｌｉｎｇ．Ｓｍａｒａｇｄ‘９５ Ｎｉｋｏｌａｉｈｏｆ
少し熟成も進んだリュイナールのブランドブランは、厚みのあるコクが楽しめたのでは。
ラマルシュのラグランリュは、良いヴィンテージだけに、酸が若干の角を含み、時間の要するワインかと。
フレスコバルディのブルネロも予想以上に筋肉質で、時の流れは氷山の一角のようにゆっくりと、ただデキャンタでらしさは出ていたのでは。
そして今月の特集でもある白ワインから、オーストリアのリースリングをお選びになられたのは、さすがソムリエさん、しっかりと身になる一本ではあったかと。リースリングでも評価の高い、ニコライホフのヴァッハウの畑から、１０年の熟成を経たワインは、ビオディナミで造られ、しっかりとしたミネラルと、伸びやかで気品のある甘味は、この季節にもとても喜ばれる一本かと。
さてフランス研修まであと数日ですが、ほとんど何の準備もしていない私は大丈夫なのでしょうか・・・？
Sommelier R.Imamura
