6日の水曜日は、落ち着きながらも忙しい一日で、本日は私自身酔っていたかもしれません。
今夜は、
・Chateau Corton Grancey‘88 Louis Latour
・Pavillon Rouge du Chateau Margaux‘88
・Vosne Romanee.Clos des Rea‘80 Jean Gros
・Chateau Cheval Blanc‘79
・Barbaresco‘76 Bruno Giacosa
・Echezeaux‘71 Mugneret Gibourg
とにかく素晴らしいグランヴァンばかりで、ソムリエ名利に尽きます。
またイタリアワインは、かって私がイタリア料理店で働いていた頃の同僚シェフが、少し遅れたバースデイプレゼントにと分かち合うボトルになりました。イタリア料理店でもなかなか試すことの出来ないピエモンテの特別な造り手、ブルーノジャコーザのオールドヴィンテージ、予想以上に硬さは残すものの、スミレ香、岩のり、カカオ、トリュフなど香りに多彩な変化があり、約30年の熟成を経つつもいかめしささへ讃える厳格な一本かと・・・。
かつての後輩の彼へ逆にバースデイヴィンテージを捧げた形になりました。
それから今晩もブルゴーニュの彼女には、私のリストに欠品シールを付けられました。ミュニュレジブールの‘71は、高齢のヴィニュロンなら、この数十年の中でも屈指のヴィンテージだそうで、現在姉妹にて切り盛りされるこのドメーヌも、かつての父親の代の物で、エチケットのデザインも全く異なるクラシカルなものでした。味わいも特級らしく大柄な甘味をどっしりと讃えバランス良く、エレガントに語りかける、瞑想にふける一本かと・・・。ジャングロをも押しのける素敵な一本かと・・・。
Sommelier R.Imamura