０７日、金曜日はまだお正月気分も抜けない皆様による、贅沢な時間が流れておりました。特に圧巻だった一本は、昨年のロマネコンティの会に出席された方によるグランエシェゾー‘７６、ロマネコンティ社のものでした。やや格下の畑とはいえ特級畑のグッドヴィンテージの‘７６は、私自身期待していた一本であり、満席状態であったカウンター席の皆様も興味津々で抜栓を御覧頂いておりましたが、コルクの状態も素晴らしく紅色に染まりかえったコルクは、嫌が負う無しにも期待を膨らませるものがございました。チェリーやラズベリーの香りがまだまだ若々しく、さすが大きなヴィンテージだと思わされ、また骨格のある酸は全体にメリハリをつけ素晴らしかったのですが、先日ラターシュとロマネコンティをお飲みになられたせいか、手放しには喜ばれませんでした。
確かに余韻全体のポテンシャルには、比べてあげるには難しさが・・・。ただ後半の変化の様子には興味を持たれ、ボトル一本を愛でる意味合いも感じておられました。
さて、２月のワイン会のご報告です。２月１４日のバレンタインデー、月曜日ではございますが・Ｃｈａｔｅａｕ Ｈａｕｔ Ｂｒｉｏｎを中心としたワイン会を企画中で、若干オファーを始めております。後日詳しい内容をご案内いたします。ご興味お持ちの方はご報告いただければ幸いです。
Sommelier R.Imamura
