毎週水曜日の「銘醸ワイン・グラス販売」の今日のワインは、“シャトー・グラン ピュイ ラコスト '９４”・・・ポイヤック村「５級格付け」ながら、“ランシュ・バージュ”と同じ様に、「格上」として取り扱われている「銘醸ワイン」・・・「'９４」は、結構こなれた熟成感を感じさせるはずが、先月の「サンジュリアン村」とは違って、「ポイヤック」らしい骨格のしっかりした酒質に、はつらつとした酸味とかなり量のあるタンニンをそのバックボーンに感じ、この日、ご常連様のお誕生日にご用意していた“シャトー・クロ ド サープ '４７”の「熟成のピーク」や、「今月のグラン・ヴァン」の“シャトー・デュクリュ ボーカイユ '９２”の「ふくよかな熟成」を堪能した後だけに、“グラン ピュイ ラコスト '９４”は、まだまだ若々しく、飲み頃としては、後、数年の歳月を要する様に感じた・・・。
