日曜の休みは、四条高倉にある家内の実家にお邪魔する事が多く、探し物のワインもあったので「大丸」のワインコーナーをのぞいてみた・・・あいにく、お目当てのワインはなかったけど、その代わりに面白いワインを見つけた・・・“シャトー・ラフィット ロートシルト”の最新ヴィーテージ「'９９」・・・ラベルは、例年通りの由緒正しく、神々しいものだが、その肩口に“１９９９”のヴィンテージと「スマイルマーク」みたいな「太陽の顔」が施してある・・・ラフィットと言えば「'８５」にも「ハレー彗星の飛来年」に因んで「コメット」のレリーフが刻んであり、「コレクション」の対象にもなっていて、“その路線か・・・”と調べてみると、案の定、この年の８月１１日に「皆既日食」がヨーロッパを横断した年で、現地では「世紀の日食ショー」などと、騒がれたようだ・・・その年の日照量で、ワインの出来栄えを論じる造り手曰く、“THIS VINTAGE IS A GREAT SUCCESS， BUT AS THE SUN WAS FOR A SHORT TIME OUT OF ACTION，IT MIGHT TAKE A FEW YEARS FOR THESE WINES TO SHOW THEIR FULL BOUQUET．”・・・このコメントも「洒落っ気たっぷり」で 実に面白い・・・。
「エノテカ」さんのホームページにお世話になりました・・・http://www.enoteca.co.jp・・・ありがとうございました。
