Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Exile

休日は15歳の銀メダルに沸きましたが、相変わらず苦戦する2月には祝日はいらないな・・・・。ですが、個人的には銅メダルの18歳の子が”ここまでこれたのも、全てお父さんのお蔭です”と言えるのが心打たれます。
かたや我が家は子供部屋の入れ替えは完成いたしましたが、僕の部屋はまだまだ完全には終了していません。まま、それでもこれで無事4月の次男の入学式を無事迎えられるかな?
ちなみに、愛犬の はなちゃんは3度目の予防接種も終わり 来週あたりからお散歩もデビュー出来るかな?今日もお稲荷さんあたりまでは、僕の肩からかけたLL Beanの小さなトートバックに押し込んでお散歩しましたが このくらいの月齢のころには色々と好奇心も有るそうなので 見せることも重要らしいです。ですが、臆病な彼女はバックの中でも口から心臓が飛び出るんじゃないかと思うくらい怯えていますが。
で先週末の Exile は
・Exile’02 JCP Maltus Barossa Valley

中盤にお越しのムッシュお二人は、建仁寺あたりまで迷い込まれたそうで グーグル・マップの存在価値が感じられないくらい信じられない方向感覚にも感じられましたが 何とか無事辿り着かれたことは有り難く。どうやらワイン業界でも重要な存在の会社であの山崎まで研修に来られたそうで。東京からだそうなので、交通費等も出していただけるそうでしたので彼らも重要な顧客のようですね。
グラスで色々とご経験していただけましたが、こんな時に先日の残された’83の村名もその価値を120%に昇華いたします。奇遇なことに、’83が3種 お試しいただけ コロンのジュヌブリエールにジャン・アンリのメルキュレ、そしてコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュのパランと贅沢な。
深夜のドクターは今宵は、男組でお三方。偶におっしゃられる シラーズのご指定に。まま、思惑も色々ご理解はさせていただいているのですが面白味のあるものも。
オーストラリアのシラーズをベースにブレンド・ワイン、サンテミリヨンでもル・ドームを仕込むジョナサン・マルテュスのワインなので、想像も出来るワインなのですがお恥ずかしながら僕も初体験のこの銘柄で。うーん、これも改めてネットで情報を見つめると凄まじいプライスに値上がりしていますな。
以前あのオーストラリアのロマネ・コンティと称されるグランジに使われていた畑から収穫された葡萄を使用しているそうで。ネーミングはあの日本の彼らと一緒ですが、こちらのワインの味わいはやはり超濃密 ただしただしっかりしているだけではなく厳めしいタンニンではないスムースな味わいに やはり洗練されたスタイルが感じられ。
(ちなみにこの’02はファースト・ヴィンテージだったらしい・・・・。しかもパーカー・ポイントは98だったらしい・・・・・。まあ、いいか・・・・)

                      Sommelier R.Imamura