Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ミュズレにも

本日のお昼間は、気圧の低下のお陰でぐっすりと。子供たちに昼食の準備が出来た報告を兼ねた形で起こされましたが十分な睡眠に。
昼食後は大粒の雨も降り出し、お友達を求めて飛び出していった長男も帰宅しテレビで野球中継を。阪神と広島戦で、僕は当然ながら広島なのですが周りの影響か長男は阪神を。まま、マートンブラゼルの見分けも付かないくらいですからまだまだニワカファンではありますが。僕が小3の時は、懐かしいですがカープの選手のレギュラークラスは全員名前は言えたけどな・・・・・。
で昨夜のらしくない晩は
・Clos de L’Oratoire’99 St Emilion Comtes de Neipperg
・Salon Blanc de Blancs’99
何となく連休前や連休中は、意外な馴染みのないゲストのお越しなどもあり落ち着かれない姿にどのような形でアプローチさせていただこうか考えさせられます。まま、普通に対応させていただけばよいのでしょうが。
久々の東京からのムッシュ、あの町がお名前でもありその街にお住まいと言うのはそお言う意味なのでしょう。相変わらずのお人柄ながらも、こんな晩は居心地良くも感じさせられ。
ネイペルグ伯爵の造るこのサンテミリオンのグラン・クリュ、彼の手持ちの中では比較的穏やかな銘柄ながらもテイスティングしておく必要性は当然ながら。
ヴィンテージ’99は、まだまだしなやかなスタイルながらもガチガチに感じられ。メルロー特有の青い香りも健在で12年の時の流れも未だにゆっくりと。
ままそれでもサンテミリオンの街のビストロでランチを取っていた際に、近くのテーブルでビジネス・ランチを取られていた彼の優雅な姿同様にワインにもバランスは必然で。
意外な展開でサロンの最新ヴィンテージを飲み込める機会がいただけました。味わいは、好みでしょうがやはりまだまだ早すぎる10年後のシャンパーニュ・・・・・。それでも中盤以降の香りの拡がりと余韻の長さにはその存在感を十二分に。
それくらいしかコメント出来ないな・・・・・。でも、ひとつ新たな発見は’97には記載されてたのかな?この’99ヴィンテージには以前は為されていなかったヴィンテージの数字の’99の鬼才がミュズレに為されていたのです。ミュズレ・コレクターには待望の試みではないかな?

                          Sommeleir R.Imamura