お店が暇だった日は、タイトルすら思い付かないことも。ワインバーでもこの日はパタリパタリとゲストがお越しになられる程度で、２月の月半ばでバレンタインデーも終わり予想通りの苦しみも。
今宵は昨年、サンテミリオンのコート・ド・ブールにて訪問させて頂いた造り手さんのワインをお勧め致しました。
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｊｏａｎｉｎ Ｂｅｃｏｔ’０２
このエリアのワインは、なぜかべジタリーなアロマが顕著に感じられ酒質も納得いくものも少なく・・・・・・・・・。ですが、昨年よりバイ・ザ・グラスに於いて使用されるこのボトルからはダーク・チェリーのアロマと新樽のロースト香は、メドックの並のシャトーには引けを取りません。濃度の濃い果実味と滑らかなタンニンは、素性の良さが感じられ。さすが、ボーセジュール・ベコのお嬢さんが手がけるワインと聞いて納得を。
また、今宵は「時の鍵を持つワイン」をお探しの祇園のお姉さんが。どうやら、ご自身のためではなくプレゼントにお探しのようで。ある意味「そんなことも」と思わせられる事でしたが、ご予算が余りにも少なく現状では難しそうでした。私の持つ業者さんのリストをお見せしましたが、年末から上昇しているワインの相場に悲鳴を。ついでにネットで、検索してももっと大きなため息が出ておられました。便利なもので、ぺトリュースに対するページはずらりと情報が並んでおりましたが、実際は欠品が多く正確なデータとしては？でしょう。なかば、諦めておられましたがお急ぎでしたら私どものセラーには’８１がございます。多少のお勉強はさせていただきますので。
さて、明日は週末働かせて頂きたい
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ，Ｉｍａｍｕｒａ
