８日の月曜日は、琵琶湖の花火大会や、出勤途中のにわか雨にたたられたりと、つきのない一日の予感があったのですが、ぼちぼちだったのかと。
本日は、キリストのワインが・・・。こう言うと、イタリアのラクリマクリスティなんかが思い浮かびますが、これがブルゴーニュの彼女になると、
・Ｂｅａｕｎｅ．Ｇｒｅｖｅｓ Ｖｉｇｎｅｓ ｄｅ Ｌ’Ｅｎｆｉｎ Ｊｅｓｕｓ‘８８ Ｂｏｕｃｈａｒｄ
何かの本で読んだこのワインは、キリストの子のはくベルベットのズボン、と言う意味が含まれているらしく、まさしくこのズボンの様に、滑らかでシルキーな感覚は、舌をベルベットのように流れる、艶やかなワインと言うものだったようです。
‘８８ヴィンテージらしく、内に籠もる気難しいところはありながらも、ザクロジュースやフルーツキャンデー、アカシアなど華やかでありながらも重めのピノノワールで、ボーヌのエリアにしてはこっかくのしっかりとした１７歳かと・・・。
本日は一本のみだった彼女ですが、後半ワイン名通りの味わいになってくれていればと、キリストに祈りをささげておりました。とは言え、私の友人と仲良くなられ通っていただけるのは、嬉しいながらも少し複雑かと・・・。
Sommelier R.Imamura
