25日、月曜日は、ワインバーの勢い止まらずといった感のグランヴァンのいくつかが・・・。
本日はブルゴーニュで、
・Nuits St Georges‘99 Meo Camuzet
・Chambolle Musigny.1er‘98 Comte Georges de Vogue
そして、
・Richebourg‘88 Domaine de la Romanee Conti
ついに選ばれてしまいました。私のリストの中でも最もプライス、ヴィンテージ、ドメーヌのバランスが取れているのではないかと思っていたリシュブールが・・・。
10,0000円コースのこのワインは、プライスだけ見るとやはり高いものですが、気難しいながらもグレートヴィンテージの一つ、‘88であり、ドメーヌは言うに及びません。開けたては予想通り硬く、リッチな香りは閉じこもっており、内包的な側面を見せておりましたが、ねずみ講のように増殖していき、これぞスミレ香と言わんばかりのヴァイオレット感がございました。またスパイスやモカの香りも複雑で、シルキーな丸みのある精妙な一本でした。扱わせていただく立場のソムリエにしてもお客様への感謝の気持ちをお伝えしたいワインの数々に、この場を借りてお礼申しあげます。
Sommelier R.Imamura