Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

76ジャイエ

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本日は、ランニング。まあ、そうなるわな 京都は醜いほどの状況で。渋滞とインバウンドに国内の観光の方々。持続可能性を考えても、インバウンドと 交通に関しては 金銭的な対応と人数制限で解決出来る筈だ!

メディアでは 今日聞いたポットキャストでしたが、防災庁の政治家の方 提言は既に2021年に済ましてるとはおっしゃいますが 結局進んで無いのでは?毎年赤字の財政でだったら 僕のワインバーとも大して変わらないんじゃないだろうか?関係無いか・・・・・・。

で 最高額です

・Vosne Romanee’76 Henri Jayer

決して余裕が有る訳ではないのですが、このタイミングでお願いしないと ずるずると行ってしまう・・・・・。自宅のダイニングの椅子の張りの修理を。まあ、おそらくは15年くらいは耐えたかなあ?大人の2脚は、左程ですが 人工皮革の張地は子供たちには 過酷な状況を与えられたでしょう。やっと下の子も17歳なので 悪さもしないでしょうから。取りあえず シトロエンで運べるかトランクに突っ込むまでですが。

2晩目の3本目。話の流れは 少し失念しましたが、折角なので後輩のワインバーのご紹介も兼ねて 足を延ばしますか?との流れで。そして、どうせ行くならば?との展開で 遂に僕の手持ちの3本になっていた ブルゴーニュの神様の1本を 寒空の中抱えて。まあ、少し偉そうかもしれませんが アンリ・ジャイエ 僕も物凄く多くの抜栓が有る訳では無いのですが それでも まま 十分に経験としては有るかとも思われますので 後輩に経験値として 華を持たせてあげると言いますか 抜栓とテイスティングの経験を。

予想以上に良き状態での抜栓で このボトルの管理の状態もまた 良かったことも伺えます。そして、今回この村名では有りますが ヴィンテージ’76を選んだのも 先のDRCも’76だったことも含めて 前夜とは言え 感じていただける部分もあられたらと。

後輩のソムリエさんの コメントに有った エキス分の強さと言うのは確かに並みの生産者での村名では叶わない味わいだったかと。そう、個人的に経験したものの中でも やはり素晴らしいボトルの中に入るかと。当たり前ですが リシュブール’83には足元にもですが エシェゾーの’81などに比べると優に まあ飲み頃と言うアドバンテージが勝り 今回の’76は やはり 正に今飲み頃かと思われる。

如何だっただろうか?大切な顧客にとっても おそらく初の神様と 王様とでも言うべきかのDRCを 一気に堪能いただいた 今回は。まあ、語弊を恐れずだと 格も今回は異なったのでですが 個人的には 貴族と農民ほどの差を個人的にはですが、是非とも 後2本は有るので 再度お楽しみいただきたい!

とは言え、もう 信じられないほどの価格では有るかと。上昇率ではありますが、そうねえ 20年ほどのこのワインバーですが、全ての意味で最高額を更新する2晩になったことは 間違えなく。とは言え、コロナ融資の返済で大半は消えていく運命かと。

Sommelier R.Imamura