Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

62イケム!

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本日は、ランニング。寒いくらいな風だった。お日様は暖かいものの そろそろ手袋が恋しくなる季節に一気に。

しかし、毎回なのですが 僕のランニングコースに ウーバー配達の方が鎮座しておられる。大抵12時頃なので、ひょっとしたら繁忙時間帯かも?なのですが、ほぼほぼ僕が1周して戻ってくる まあ30分かなあ?動きが有りません。どうなんだろう?

また、自宅界隈のお犬様のお散歩コースで 2件目のメインバンクの若い担当者の彼がスーパーカブで。ちょうど 決算も終わりましたのでご報告も。いやあ、ままタイミングも色々だなあ。何れにしても 銀行員さんも寒い中 若手はバイクで大変だ。

で 1晩目の〆は やはりイケムでした

・Chateau d’Yquem’62 Lur Saluce Sauternes

はあ、限られた僕の顧客になりますが 少し間が開かれた方に 恐る恐るのメールでしたがやはりなあ お身体に問題とご家族の健康上の問題もあれらたようで。そうだよなあ、こうなると 営業メールのような形は 非常に問題を感じさせられる。申し訳ない限りですが、ご自愛ください。今は、少し休肝期間ですかね。

昨夜もねえ、帰りがけに後輩のワインバーに 寄りましたが 落差は激しいものの オーストラリアのボルドーブレンドの’02を。まあ、ブラインドで国は当ててくれていましたが 葡萄品種は中々ねえ。スクリューキャップ、熟成には如何かなあ?

葉巻と ある程度の心地良い酔いが合わされば 〆は大抵ここに行くのも贅沢な極みですが とは言え やはり流石の一言です。まあ、当たり前でしょうが 先のシャトー・マルゴーもですが 上質なボルドーは長命です。ましてや この貴腐ワインの最高峰は 60年の時を経てもなお。コルクの抜栓は、流石に辛うじての形ながらも ここも躊躇なく 技術的にも経験値を上げることになります。

ある程度の熟成は既に経ており、幾分の琥珀色に近づく色調ですが ソーテルヌのヴィンテージ・チャートでは非常にポジティブな評価で 正にこの シャトー・ディケムはその最たる存在かと。どのヴィンテージもですが、酸がねえ 素晴らしいのです ただの甘みを凝縮させた 貴腐ワインが多い中で 何時もこの リュル・サリュースの作品は もう1杯飲みたい!そう思わせてくれる極上の逸品です。恐ろしいほどの 味わいの変化もまた 蜂蜜から 黒蜜に。甘美な世界観は、たまらなく。やはり、このカテゴリーの この銘柄だけは オールドを探さないといけないなあ・・・・・・。

1晩目の実数的には、5本。お疲れ様でした、まだまだ2晩目に続きます。

Sommelier R.Imamura