Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

24マルゴー

f:id:Budounokura:20241118173303j:image

本日は、筋トレ。やはり斎藤さんか、そして こじん的には好きな解説者と言うかテレビ局側の方ですが 高岡さんは吠えてたな。まあ、他のテレビ関係者も同じ思いを持つ方が多いだろう。メディアが限界とは思いませんが、もう選挙と政治が限界だと思う。結局、既得権益ばかりで 解るけど1度得たものは離せないよなあ?何時までも何処までも しゃぶりつくす。とは言え、どの業界でも同じかもしれない 不当な権益でなくても 確かに僕も嘗ては自身の先輩に もう引退してください!と冗談交じりにその方の奥様の前でも発言してしまったことも有る。やはり、宿的であることには変わりないので。そして、まあ 僕なんかは 脅威にはならないでしょうが 僕自身もそろそろ色々と考えさせられ また そんなことも意識しながらの生き方をしなければならないのかもしれません。引き際なども 含めて粋でなければならないとは常に思いますが。

で ごり押しでしたが 年内に出来ればこの方と

・Chateau Margaux’24 Margaux

一気に年末の冬のモードに世間は進んでおります。まあ、京都は相変わらずの外人さんだらけですが なんだかなあ。

とは言え、心より 感謝の気持ちをお伝えしたい。20年を迎える僕のワインバーですが、まあ 良い時も悩ましい時も そらあ まあ有りますよね。良い時にも 勿論感謝なのですが やはり悪しき時に その時その時に 正に救世主のような方の存在があるからこそ 存続してこれたのは紛れもない事実かと。実際、親のサポートなどは 当然ながら大学卒業までで終了ですので 全てが当たり前ですが。まま、偶にお年玉なんかは おっさんになっても貰いましたが 妻には怪訝な顔をされましたけど・・・・・。

何れにしても昨年と今年は、特に筑波には足を向けては寝れません!とは言え、まだまだ 僕に寄り添える部分が有る限りは 素晴らしいオールド・ヴィンテージ・ワインをご一緒させていただきたく。

ボルドーを飲まれることは、ほぼほぼ無かったかと?とは言え、これは特に何とかお勧めさせていただきたかった。おそらくは年内はもう お越しいただけないのも解っているので この年の間に。そんな思惑が今年は年初からありましたので。は僕的な感覚ですが、彼曰く いや来年で101年でも良くない?でしたが、そこはまた大きな違いがあるような気もしますが。

結果的には、今回で本当に良かったような。何時も通り慎重にキャップシールをカットすると なんと コルクも一緒についてきまして・・・・・。

コルク・トップの黴によりキャップシールに付着する状態で 角度を付けて斜めにセラーの棚にて保管しておりましたので これまた正解だったかと。この状態のワインを横に寝かせて保存すると 液漏れは避けられません。事実、オリジナルのコルクは やせ細り まあ限界に達していただろうから。だから、移転後のこの10年での液面の降下が顕著だったことも理解出来ます。

ヴィンテージ的には、中庸ながらも 評価はされる年で やや酸がたつ味わいに感じられるものですが ’20年代のボルドーワインに顕著にみられるスタイルで ポートのような甘みも持ち合わせ これに関しては味わいを どうこうではないのですが 正にこの秘薬を飲み込むと ワインは人間の生命力よりも強く 長命なことが感じられます。

センチュリアン、100年を経たワインを飲み込ませていただく機会は これで やっと2度目で 1度目は シャンパーニュのボランジェでしたが 次回の可能性としての手持ちは 少し飛びまして’28の シャトー・コスディストゥルネル。ですが、まだ4年先ですからねえ。コルクの状態を確認しておこう・・・・・・。

Sommelier R.Imamura