Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

この銘柄も

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本日も 筋トレを。最中のNHKプラスで、ちこちゃん と クラシックTVとは落差も激しいですが どちらも非常に興味深い内容を。まあなあ、受信料をお支払いする価値も有るような気もいたしますが 世帯で1件で良いような?なんだかんだと経費がかさみます・・・・・・。

季節も素晴らしい季節になり、トレーニングの最中にベランダに何度も目をやりますが 鉢植えのイングリッシュ・ローズの大輪が順々に咲き乱れ始めて。強い芳香が漂いますが、これを何とか地植えで移設できないかなあ?と模索中です。日当たりがなあ。

で 昨夜は やはりの土砂降りの・・・・・

・Savennieres Clos de la Coulee de Serrant’99’98’95’88 Nicolas Joly

こちらも家庭用のワインセラーからの移動を促して。嘗ては色々なヴィンテージを試すものの 中々飲み頃の把握が本当に難しい。典型的な海苔の佃煮香が出ている間は、まだ飲み頃には達していないような印象なのですが この銘柄もご多分に漏れず 凄まじい価格の上昇が為されておりました・・・・・。

まあ、ビオロジックの先駆者のような扱いを受ける生産者であるのは事実なのでしょうが 特にこのサヴィニエールと言う品種は、少し飲み込んだワイン通では理解が為されない気がいたします。まあ、だからこそ ダギュノーのシレックスなどとは比較が難しいのも現状でしょうか?ですが、このクール・ド・セランも その市場価格に近付きつつで 驚きすらも。個人的にはイメージでは、’90の記憶が鮮烈で このポテンシャルをはっきりと感じさせる伸びやかな果実の塊は、官能でしたが ボトルの管理状態にもよりましょうが’80に感じた はあ もう生きていない・・・・・。

そろそろそろそろ!の可能性ですが、’88は素晴らしいのでは?そして、’90年代の中ごろから後半のヴィンテージも 少しづつ その真価を発揮させようとしている段階かと。

Sommelier R.Imamura