Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'34

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本日は筋トレを。しとしとと憂鬱な雨でしたが、ベランダの鉢植えのイングリッシュ・ローズの大輪が咲き始めております。窓際でかすかな香りが流れてきて、少し贅沢な気分にも。

とは言え、一転 悩ましい案件が沢山有りすぎて頭を使うプライヴェートな時間も。我が子ながらも どうしたものか・・・・・。

で 昨夜は休肝日になりましたが・・・・

・Aloxe Corton’34 Chevalieres du Tastevinage

車のスライドドアで指先を切断した段階でも配達を続けるって。凄すぎる。まあ、休みなく働き続けている僕が言うのも?ですが 比較にもならないだろう?指どうされるのかな?

深夜の片付けも落ち着き 看板をさげにエレベーターで1階に降りるとエレベーターホールにて 外人さんのカップルと言いますか男性おふたりが・・・・・。

今のご時世は、こんなことは認めなければいけないのでしょうが 個人的にはやや認識は難しいのが本音で。ちょうど、ゴミ捨ても兼ねてでしたので するりと通り抜けましたが戻ると やっとエレベーターに乗られるご様子でしたので同乗はやり過ごして。

流石にあの小さな空間に 僕よりも背の高い方おふたりと乗り込む気持ちには・・・。

3階の宿泊施設に入って行かれましたが、部屋でやってくれよ!失礼しました。

画像は、ヴィンテージ’34。先日の顧客の方に32の手持ちを聞かれましたが、無かった・・・・と言うか正直これまでの経験でも’32は無かったような?オファーも余り見かけた記憶も無かったので久々のブロードベントのヴィンテージ・チャートを開きましたが やはり。’30年からの3年間は、手を出すべきでは無い!だろうな?と久々に勉強しましたが 奇遇なことに 今回の入荷のシュバリエ・デュ・タストヴィナージュのアロース・コルトンが。この時代は、大分エチケットの印象が異なるな?ま、画の部分は ちゃんと引き継いでおりますが情報量が少ないような。

まだ、少し澱が舞っておりますが 既にボトルの下部には大量の澱もたまっており 色調も吸い込まれる感覚です。

ちなみに 既に手持ちでありました ルイ・ラトゥールのコルトン・グランセの’34もございましたので ブルゴーニュでは最もオールド・ボトルの2本になります。ただ、ブルゴーニュでもボーヌ・エリアなので より人気のシャンボール や ヴォーヌ・ロマネとなると 中々見つからないのと 価格も正直数倍の 下手したら?なので そう言った意味ではお買い得なボトルでもあるような?嫌 お安くは無いですが・・・・。

よろしければ!

Sommelier R.Imamura