Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'06'05

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本日も やや酔いが残っていたような?ですが ランニングを。

急に激しい雨が降り始めたり、ぱっとお日様が出てきたりと大気の不安定な。そして、我が家の庭の白藤は、早くも散り始めており 季節がせっかちに進みます。

で 昨夜の久々の紫煙

・Pierre Moncuit Grand Cru’06

・Sauvignon Blanc’05 Cloudy Bay

週末ですが、ご予約はいただけておりましたが 中盤に 僕のカウンターでは珍しい下戸の方が。何度かご利用いただいている方なので 勝手知ったるなのですが、今宵は意外にも お嬢さんおふたりを。何時も失礼ながら祇園街のおそらくはお嬢さんがたよりもお若い・・・・・。まま、ちょろちょろとお嬢さんがたは飲み込まれましたが このグラス・アイテムの残りが深夜に活躍を。

今年のお初のご利用と言うことなので 随分でしたが 僕よりも3つ年下の歯科医の開業医の先生は、そうですね 色々と気掛かりな状況も起き始める頃合いでしょうか。まま、お子さんの問題は どなたもが通る道ですので 自我がはっきりと出来始めていると言うことにもなられるかと。まま、我が家の馬鹿息子たちのことを考えますと まだまだこれからでは?もうひとつの案件は、そうですね これも僕もこの8年ほどは、悩ましい思いを抱えておりましたので こちらも同様に誰しもが。ですが、於かれている方々の懸念は深いものです 任せられる部分は委ねて 偶には昨夜のように息抜きもお相手させていただければ幸いです。こう言った部分においても 色々な世間を生き抜いております おっさん同士の貴重なお時間かと。

シャンパーニュは、何時もよりは若めのヴィンテージをお持ちしたのも 少し懸念されていた経済的な問題もでしたので、ですが 僕個人は やや若いと思われるかな?の不安は 何のことない 十分に熟成感を感じていただいておられたようで。’06のグラン・クリュは やや若さを残しながらも ふっとブリオッシュ香る優雅な味わいで。ただなあ、コルクが圧縮の やや残念なコスト・カットでしょうか?

お姉さんは、早々とお席を立たれましたが 今夜は意外に先生は残られ まま色々と残り物ではありますが セネズのシャンパーニュ’05や このクラウディ・ベイのソーヴィニヨン・ブラン’05もお注ぎしていたので 珍しく 煙草を!と。では、僕は葉巻を!との台詞に では私もとのことで 結局 楽しき紫煙のお時間にも。

今夜は 20年は経たないワインではありましたが 明らかにその味わいの差異を感じていただけると言うことも またソムリエ冥利に尽きる やや飲み込んだ晩で。

またまた よろしければ。

Sommelier R.Imamura