本日は、15:00まで 落ちていた・・・・・・
流石に何も出来ずに昼食を。その後の半身浴のノルマは果たしたものの 初の流れだったかもしれない・・・・・。
で その素晴らしき晩は
・Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Dames Huguettes’96 Faiveley
・Amarone della Valpolicella Classico’96 Allegrini
ご予約をいただけていた忘年会の2次回で。こちらでしたか、はっきりと思い出しましたが 中々濃いメンバーの方々でしたが アマローネ!はっきりとその名が告げられましたのでワインの選択は助かりました。
紅白のヴィンテージ’96を揃えての趣向になりましたが、どちらも結果的には希少なボトルだあることは間違えなく。フェヴレイのオート・コート あっという間の3本の仕入れは消えていきました。丁度良い飲み頃の’96は やや軽やかな味わいながらも 洗練された柔らかい果実は流石のブルゴーニュかと。
アレグリーニの’96のアマローネ、こちらも まだまだかと思いながらも グラスの中での変化が著しく素晴らしい余韻の重厚な甘みの層が はあ 退廃的で贅沢な仕込みの姿が見えてきます。干し葡萄をしぼって濃密なエキス分を貯めこんだ手間のかかった逸品です。
ふう、気が付けば長い夜でした。日が昇るのが遅くなった12月のお陰で気が付けば6:00だった・・・・。
・Cabreo Chardonnay La Pietra’93 Ruffino
・Chiroubles’89 Camille Desvignes
・G.Michel Tradition Brut’89
・Chateau Camensac’89 Haut Medoc
・Givry’70 Faiveley
本当か?品川から飛び乗られたそうで。嬉しい限りなのですが、お店にもお顔は出されなかったのに合流いただいた祇園街のお姉さんにも感謝いたします。
今回もしっかりと熟れたいたトスカーナのシャルドネ。2度目の機会になられたこのボトルでしたが、正に前座の様相で。
’89でしたか、なんか勘違いはしておりましたが その為に今宵も様々な。シルーブル 中々聞きなれないアペラシオンですがボージョレです。こなれていた前回のモルゴンの意外な硬さに不安もなかった訳ではないですが素晴らしい ガメイの果実味に このエリアでも優良な気候がイメージされる’89かと。
シャンパーニュも飲み込みたくなります。これまた贅沢なトラディションの’89ですが、この造り手のスタイルが現れる 幾分の緩さは否めないものの柔らかい泡の質感にリセットです。
まだまだ飲み込むのですが、偶にはボルドーも。格付けシャトーのカマンサック、オーメドックのしなやかさが持ち味ですが ’89となるとその素性を一段と発揮します。デキャンタージュで一気に開かせてのほろ苦いビターな大人の赤ワインへと。
〆にはヴィンテージ’70を。紫煙を我慢できずに伴いながらの このブルゴーニュの’70も希少かと。ジブリ、フェヴレイの仕込むマイナーエリアながらも 流石の一言だった。もう勢いも加算される段階ながらも しっかりと果実の充実感は残り50年以上の熟成にもしっかりと耐え続けるワインの長命さを感じさせられる。トリュフのニュアンスもまたゴージャスで、今宵もまた 年末の素敵なお時間をいただけた おふたりに感謝です。これに懲りずに。
Sommelier R.Imamura