Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ラフィットの白と言えば 言い過ぎか?

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本日は、筋トレを。そして、その後は2輪を動かして。

トライアンフも ベスパも少し気温も穏やかになると調子を取り戻します。キック数回で 小気味よく動き出す老人手前の生産念ですが 大切にすると応えてくれるものです。

で 10月も始まらないなあ・・・・・

・R de Rieussec’86 Bordeaux

ネット上では沢山のワインバーの店主の思いが書き込まれているのですが、先日気になった書き込みに反応してしまいましたが まま それぞれの経営方針には様々な事情が有るからな。お噂は良く聞いていましたが、そうか こちらはグラスワインが中心だったんだな。ボトルは基本的にはリストも作られることなく、次々お勧めはグラスでされていたようですね。とは言え、個人的には 歩留まりもあるでしょうし そこに追い込まれると場合によっては状態が如何なものか?の段階でのご提供もあり得るのでは?勿論、ゲストにとっては色々な銘柄で 一般的なワインバーでは開かないオールド・ボトルが開けられると それは幸福ではあるだろう。まま、一晩でしっかり全てが使い切れれば 左程の問題はないでしょうが実際はどうだろう?ましてや、ピークが一気に下ってしまうとソムリエの意図とは反することにも成りかねないのでは?です。

まま、個人的にはワインリストを作成されないソムリエさんは 如何なものかと。思いますが、経営方針と言われれば 僕には関係ないこととも思われます。

後は、これ見よがしの自慢との記載もされてましたが まあ それもそのお店の歴史でもあるんでね。僕個人としては、そんなワインリストを見るのが そのお店に通う楽しみでもありますが。まま、蛇足ではありますが。

画像は、ご依頼いただいていたものを。

ボルドー・ブランのヴィンテージ’86で。所有者は、あのラフィットです。格付けの最上位のシャトー・ラフィット ロートシルトですが、彼らはこの名では白ワインはリリースしておりません。ちなみにこのリューセックは、ソーテルヌで貴腐ワインを仕込んでおります。その際に、貴腐菌の付きの状態などにより 辛口の白ワインへと仕込まれた場合が このエール・ド・リューセックへと。セミヨンからの貴腐菌の香りも感じさせながら 少し過ごしやすくなってきた この季節にシャルドネとはまた異なる深い味わいの白ワインも熟成とともにお楽しみいただけましたら。無事、届きますことを。

Sommelier R.Imamura