Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

またまた マグナムも含めた晩で

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本日は完全に 微睡の休息を。とは言え 営業は変わらず致しております。

そして、甲子園の中継をしばらく。それにしても大阪桐蔭は、2試合目には本領を発揮する 凄まじい強さを。やはり本命はここか?

その後は、半身浴を何時もより長めに。NHKプラスを見ながらで 恐山か、まだまだ行ったことのない国内の場所も沢山あるんだな。今はまだ必要ないですが 将来は行きたくなるのかもしれない・・・・・・。

出勤時は雨が止んでいるものの完全にサウナのような不快感で汗が。観光の方々の元気には脱帽です。

で 昨夜は またまたのマグナムを

・Bourgogne Hautes Cotes de Nuits’92 Robert Sarnet

・Ca del Pazzo’87 Caparzo 1,500ml

・Turriga’92 Argiolas

お互いに退屈していたお盆の晩にお電話を。祇園祭では助っ人でヘルプしてくれたソムリエの後輩の彼からで、珍しく同僚の別嬪さんを伴われてでしたので 取りあえず日当すら渡すことが出来ていなかったので目いっぱいの晩にも。とは言え、幾分は福沢さんを置いて帰りましたので うーん まま十分理解してくれたかな?です。

ヴィンテージ’92のマダムでしたが、’92はある段階で多々のボトルを仕入れる瞬間があり 最上級と言わずとも選択肢は色々と。’90年代でも本音はブルゴーニュの白の偉大な作柄ながらも ここはもう中々見つからない。5種のボルドーブルゴーニュ・ローヌのカテゴリーからマダムが最終的に オート・コートを。若干スタートは馬小屋系の香りが出ておりましたが、柔らかい当たりの愛らしいピノ・ノワール ただただ彼女には申し訳ないのですが 選択肢中では最もリーズナブルなものでしたので ふふふ でした。

’92の比較をするのかな?でしたが、入れ替えを求められましたので マグナムを。まま、この’87が届いた際には こんなシーンも何となく想像しておりました。コルクの抜栓はこの晩は何とも悩ましい状況ばかりでしたが、サンジョヴェーゼ と カベルネ・ソーヴィニヨンを半分づつブレンドした このキュヴェも意欲的な銘柄だったと懐かしさも。これもまた こんな機会で出逢えることを感謝しかないです。

〆は、既に紫煙もあげておりましたので もう止まらない晩になっており 再び’92に戻ることに。セラーの中に鎮座する銘柄を どうも全て把握しきれていない・・・。

このアルジオラスのトゥーリガ、テイスティングをしたい思いもあったのを思い出したので こちらをごり押しで。カンノナウ カリニャーノか これもまた懐かしい響きですが 葡萄品種も特にイタリアのこの手の地の葡萄は記憶から外れていっている。

これは、先のブルゴーニュに比べると やはり未だに硬さも残して そのパワーを感じさせられる。サルディーニャの高品質ワインの代名詞のひとつの銘醸ワインは、侮れない酒質かと。

無事におふたり帰れましたかね?これに懲りずに またまたお待ちしております。

Sommelier R.Imamura