Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'92の三銃士?

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子供の日の本日も 変わらず ルーティンを。毎年の恒例の近隣のお祭りで近所をお神輿が通ります。なので早起きして伏見稲荷に登って その後も筋トレを。愛犬はその間にベランダで日光浴も暑すぎて直ぐに戻って参ります。

昼食後は、今日はカープもタイガースも勝ちましたので すっきりかな。来週の甲子園が俄然楽しみに!

で 溜息の黄金週間です 存在意義が疑われるような展開ですが・・・・

画像は、ヴィンテージ’92の今回の入荷分。先日のマグナムもでしたが、作柄的には’90年代でも最も難しい仕上がりの造り手が多かったヴィンテージなのは致し方ない。ここに無いブルゴーニュの白だけは偉大な作柄なのですが、今回も赤ワインのみで。

ブルゴーニュの赤は、ルイ・ジャドのポマール・グラン・ゼプノ。コート・ド・ボーヌのエリアでグラン・クリュのコルトンに次ぐ特別なアペラシオンのひとつかと。意外にブルゴーニュはこのヴィンテージも印象はポジティブなのですが。

コート・ディ・ローヌのコート・ロティ、こちらも優良な造り手のクリューゼル・ロック 余り見かけないローヌの’92はある意味では最もポジティブなボトルかとも。

格付け5級のシャトー・ダルマイヤック、この銘柄は 記憶に残る出来事が。現在の店舗に移転したのが2015年ですので、もうじき7年になりますかね。兎に角、資金繰りなど大変でしたが その中での作業としてワインの移動が それはそれは。自宅の地下に一度収納してから再度新店舗のセラーに動かすのですが 1,000本以上のボトルに緊張感の有る筋トレで。そしてその際に僅か1本のみの破損がおきました。自宅の地下で こつんと足をぶつけてしまったのが このダルマイヤックのヴィンテージ’92だったことは忘れません。まま、その時期のこのボトルの市場価値としては まだ容認出来るものだったのですが 今回の仕入れに対する価格は 溜息の倍以上のコストに上昇しておりました。まあ、10年ほどの時間の経過にこれは また致し方ないことなのかもしれません・・・・・。

今年20歳の 何方か?如何でしょうか?ないか・・・・

Sommelier R.Imamura