Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'85の晩

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本日は、愛犬のお散歩のみで 半身浴を。飲みすぎたのと久々に吸いすぎた。

辛うじてお犬様を引きずって、やや冷たい風を感じましたが 身体に負担を感じさせられる季節かと。

で 昨夜はヴィンテージ’85の晩に

・Mercurey’85 Jaffelin

・Cabernet Sauvignon’85 Simi

何とも長い晩になりました。まま、楽しかってので良いのですが 翌日の出勤の後は窓を全開に。それでも流石にプレミアム・シガーを6本の煙を上げる晩でしたので とてもとても残り香も強く 気にはなりますな。

お初のお越しの男性陣は、取っ掛かりは警戒感も有られましたが 会話を紡ぐ中で愛称は摺り寄せられ。最初はグラスワインで軽やかなサヴィニーを飲まれておられましたが、流れでブルゴーニュへと。やはり、思惑は色々でしたが どうやら飲食業で視察に京都には。僕のところは視察の対象ではないもののおそらくは 最も結果的にはお時間と経費を費やされたかと。

そうか、このヴィンテージでしたか。フットボーラー用に!と仕入れてはおりましたが やはりそんなに簡単には行きません が これも素晴らしき機会になられたかと。同期で新たに事業を展開する上で引き抜かれた経緯も有られるお二人はとても覇気が溢れておられ遠方ながらも応援をさせていただきたく。

前回の抜栓では難しい酒質だった このメルキュレ、今回は健全な状態でこの機会に最高のパフォーマンスを。偉大な作柄だけに やや格下のアペラシオンですが それでも隠し切れない果実の充実感におっさん3人では、とても贅沢かと。

フランスのエリアでは、高額な部分をこのカリフォルニアはコストダウンと言いますか。とは言え、カベルネ・ソーヴィニヨンのたっぷりの果実味に熟れたタンニンのヴォリューム感は ここまで待ってあげれたご褒美のような味わいかと。

途切れない会話に気が付けば?の時間ではありましたが またまたのお越しを心より!

Sommelier R.Imamura