京都も 伏見稲荷は、桜が満開です。店舗から見下ろす僅かな桜も美しく おそらくはあっという間かな?暖かく暫しの良き季節かと。
そして世間は桜咲くの季節ですが、我が家のお坊ちゃんは桜散るではないですが どうやら挫折のようです。妻からは聞きましたが、本人からは これまた 先延ばしの人生をこの親に対しても!なので、暫しの時間を。はあ、前途多難かと。
で 昨夜のヴィンテージ’88は
・Volnay’88 Jean Marc Boulet
・Chateau Belgrave’88 Haut Medoc
前回は1月でしたか?遠方ながらもご機会をいただけましたことに感謝いたします。
こちらのご子息はヴィンテージ’88にて。今回は何故かこのヴィンテージに拘られ。ご一緒でもなかったのですが、まま このところこのヴィンテージが少し立て続けですので不安にもなりますが まままだまだございます。
ジャン・マルク・ブーレのヴォルネイ、このリコルクをされたボトルながらも確か移転時直後の仕入れでしたので既に僕のセラーでも7年か?コルクはしっかりとした浸透で いやあ 素晴らしいその熟成感をも取得していました。噛みしめる果実味という表現はこのヴォルネイに相応しい。上質なブルゴーニュのボーヌのエリアの代表例でもあるので人気も高いのですが 如何せんの地味さは致し方なく。
シャトー・ベルグラーヴ、こちらもオーメドックの格付けシャトー。中々 市場では見かけないので実は選択肢で他のボトルを選択いただければ?と心の中ではでしたが ままこれも巡り合わせですので仕方ない。ヴィンテージ’88はこの先に続く’89’90と高評価な作柄ですが やや気難しいのも印象で。ただ、しなやかさが持ち味のオーメドック 正に飲み頃の段階で洗練されており。今回も一銭洋食さんの出前に合わせての味わいはソースの味に好相性。丁度良い立ち位置でもあったので それもまたワインのお遊びとして素敵かと。
ご紹介いただきました方々にもお土産含め 心より感謝いたします。
Sommelier R.Imamura