Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'99'89'82

f:id:Budounokura:20191216183907j:image

今日の裁判の判決は 改めて色々と考えさせられた。まあ、あれだけのエリートだった方が自身の息子を殺害する訳ですが 僕でも同じことを考えてしまうかもしれない・・・・・。それ程 あの亡くなられたとは言え 息子といっても44歳ですが 甘えきった人生を歩んできたことに。

比較する訳では無いですが 自身の人生も含めて多感な時期の我が子達のことも 悩ましく。

で 先週末の これも ありがたいお越しで

・Bourgogne Rouge'89 Des Roches

・Andre Beaufort Grand Cru'99 

・Chateau Lafon Rochet'82 St Estephe

ゆっくりとゆっくりと流れる時間が 僕のカウンターの雰囲気で有ればと。まま、ばたばたも よろしいのですが 落ち着いたワインバーで 有りたく。

今宵は 土曜日なのに お呼び出しに反応されたお姉さんと言うことは お休みも。若社長おふたりは 仲良しなのでしょう ここのところ ご一緒のことも 頻繁のようなので。

たた、ワインのお好みと金銭的な感覚は やや 異られるので 選択するワインは 悩ましくですが まま お支払いの額が多い社長のお好みに合わせるのも 当然か。

ヴィンテージ'89のACなのですが これもまた ボトルとしての当たりの逸品です。まま、この香りの表現が ポジティブな方と ネガティブな方では 世界観が・・・・・。

解るんですけどね、森の下生えと言うと それらしいのですが カブトムシの臭い?と言うと うーん 解らないでもないからなぁ?です。

大切なドクターでしたが、今宵は ドタキャンに遭われたようで。まま、致し方ないのも あり得ます。そんな 媒体でもあるのでしょうか?お陰でと言うと申し訳ないですが 僕は 有り難く。

ご指名のシャンパーニュは 粘った上で この飲み頃のグラン クリュ シャンパーニュを。

アンドレ ボーフォールは シャンパーニュでも訪問出来た限られた生産者ですが この最後の手持ちも思い入れも。やや、変態的な造り手ですが 柔らかくハーブ薫る上質な 蜂蜜かと。

深夜にお越しの歯科医のドクターは 今年は今宵が 最後のようで。なのに 何時ものお姉さんは 所用で来られず。まま、致し方ないのですが その代わりに このボルドーの偉大なヴィンテージの'82の シャトー ラフォン ロシェの ほろ苦くも甘みの凝縮した サンテステフの優雅さも。

珍しく紫煙もご所望でしたので 男同士の煙のお時間でも。

まだ、年内は半月あります!よろしければ!

Sommelier R.Imamura