Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’95’88’80’79

休日は、何時も通りの。ゆっくりとではないですが ノルマは、果たしてからは 可能な限り 次男と愛犬と。来週のお休みは かなりバタバタとする予定ですので・・・・。
また、本日も お料理の仕込みを自宅で。圧力鍋を 使用するのですが 確認せずに 圧力の強弱レバーを 間違えており 二度手間でしたが・・・。
で 先週末の 正に待ち人来たるでも 有り
・Chambolle Musigny Les Charmes’88 Mommessin
・Sassicaia’95 Tenuta San Guido Bolgheri
・Bourgogne’79 Nicolas Potel
・De Castelnau Blanc de Blancs’04 
・Moet et Chandon Dom Perignon’80

中々の 久々の長い長い晩に。
連日のJCさんの お若い方?で 前半から。今宵は、ボトルでボランジェを飲み込んでいただけたのですが 何時ものホステスさんに 荒らされてような印象も。イメージは やや 問題有りだっただろうな・・・・・。
そして こちらの 男性陣が正に 待ち人来たるの 今年もお越しいただけた 彼らは既にJCさんは ご卒業はされているものの 今年も。
ご予算の中での選択肢を幾つかでしたが お連れの方の お好みが 前半でお伺い出来ていたので 結果的には1.5本の飲み込みをいただけたことも 意味ある展開で。
モメサンの シャンボールの シャルムの’88を。クロ・ド・タールのイメージを しっかりとかき消さなければ いけませんが プルミエになると 流石の優雅で 有りチャーミングな スタイルが 飲み頃を意識させてくれる段階でも。そして 正にこれも前座のように 流れが綺麗に サシカイアの ハーフ・ボトルまで。以前 試されたそうですが やはり2010年代の サシカイアとは ヴィンテージ’95の ハーフですと 明らかに 同じ銘柄とは思えないでしょう!まだまだ、完全に 熟成とは言い切れないものではありますが この辺りからが 本当の意味での 五大シャトーを脅かす イタリアの 特別かと。
またまた、来年もお会いしたい 方々です。
こちらは、JCさん絡みでは無いものの 京都のお着物やさんと 東京からのヘスとのようで。東京の方って・・・・ やや圧が・・・・ そんな方が 偶に?ですが 多少のご予算の 上昇に 可能な限りの 譲歩もしながら。
ニコラ・ポテルの 熟成のACですが 遂にこのボトルが最終のものでした。’79の ピノ・ノワールは また 世界観が異なる 時の経過を。勿論 蔵出しで 約10年前に出てきたこの 希少なボトルは 下る味わいとは無縁の 果実の 膨らみをしっかりと残す お利口な逸品で。
〆とは いきませんでしたが 彼らが今夜とは?でしたが 遅れてこられたお姉さんは 酔った JCさん方に 随分 道中口説かれたようで・・・・。
お待ちする間に 結局 僕と空けてしまった カステルノーの’04の ブラン・ド・ブランも とても 流れを良くする シャンパーニュ。男 二人でも ヴィンテージを飲み込みたい!それも また 粋な 選択をお許しいただけるからで。
そして、新年のシャンパーニュですので やや 甘えた感ではありましたが エチケットが完全に 削がれたドン・ペリニヨン。ヴィンテージ当ては 流石のお二人は ほぼ 1年くらいの ズレしか。ドンピシャではいきませんでしたが やはり 飲み込んでおられることは非常に重要で。明らかに 熟れた香りと味わいが むんむんと。ですが、泡は 滑らかですが しっかりと 元気さも残しており 悩まれる要素も有られたかも?ですが 当然のように ’80年代を応えられる辺りが これもまた 顧客としての意味が有られることです。今年も懲りずによろしくお願いいたします。
そして、ずるずると 5:00頃まで グラス1杯の ご新規さんのお相手に まま洗い物をこなしながら。
辛うじての JCさんの待ち人が お越しになられたことに 心救われた 最終日でも ありました。
Sommelier R.Imamura