Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’05’98’86

本日のお昼間は、本当に暖かく お散歩日和で。ご近所は、犬飼い率は高く 何匹も 小型犬を見かけましたが その度に逃げ惑う 犬嫌いの我が家のヨークシャテリアで。
その後も 久々のトライアンフを蹴り上げて 暖かい風に当たりましたが このくらいのお天気が ずっと続く訳ないか・・・・・。
で 昨夜の 変わられないムッシュ
・Chateau Beychevelle’05 St Julien
・Chateau Corton Grancey’98 Louis Latour
・Chateau L’Evangile’86 Pomerol

深夜まで 非常に静かで こんな時は 本当に 営業時間の設定を 考えさせられますが まま お待ちするのも仕事の内で。
昨年、やや問題を感じられた社長さんですが お越しいただけたことに安堵もありましたが これもまた ご縁でも有るのですが 問題の接点にも成ってしまわれたママさんも この時間に少しおられたことも また やや。まま、完全に 無視されたことも考えると やはり ママさんは ご機嫌を・・・・・。
その分、変わりに結果的には 3種のワインを飲み込んでいただく形に。
ただただ、そうだなあ 何となく このヴィンテージ’05などに関しては 市場の価格よりも 随分 安価な価格設定をしすぎているかもしれない?実際にグラン・ヴァンの’05のボルドーも 中々の市場価格でもあるので。
その’05のベイシュヴェル、中々の硬さを感じさせられましたが 前回のテイスティングとまた 印象が異なるのも この日の。
ただ、ゲストの要望は しっかりめの赤でしたので これはこれで。
ですが、中々定まられないお好みに 正直 難しい方でもあるのですが 2種目はブルゴーニュも久々に。こちらも グラン・クリュのコルトンの’98ですが 予想以上に酸の当たりが気になるような?これでは’01の彼らのコルトンの方が?とも思いましたが 男3人で飲み込むシーンも 影響したかな?
〆は もう 飲み込めないでしょう?とも思われましたが 結局ハーフの より上質な飲み頃を。ポムロールのレヴァンジルの’86となれば またまた俄然 期待は広がりますが 正にここが。ただただ、やはり このクラスになると やはり 価格帯が異なります。熟れた甘みに 優雅な余韻が 流石のハーフながらも これぞの 逸品で。
でもなあ、以前は 熟成を 理解もされてない状況も有られたので 未だ お好みが捉えられていない顧客のひとりかと・・・・・。
まま、それでも 変わられないお越しに感謝いたします。
Sommelier R.Imamura