Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’91’80

本日のお昼間は、大掃除を。子供たちにも ままほんの僅かな指令を出しましたが 僕は 灯油の補充も。稲荷の界隈は 昨日ほどの混みあいは無かったようですが これからでしょう。今年は 海外の方々のお姿も一段とでしょうから。
そんな中での 暮れも押し迫っているのに 何とも問題な事件が伏見区で。若干、同じ伏見区でも 距離がある場所ですが 後悔先に立たずでしょうが ナイフを持っている時点で その方の人間性が見て取れますが・・・・。
で 昨夜の久々のドクターは
・Mercurey Clos du Roy’80 Emile Voarick
・Savigny Les Beaune Aux Vergeresses’04 Chandon de Briailles
・Cabernet Sauvignon Reserva Private’91 Torreon de Paredes

年内ぎりぎりでの お越しに非常に安堵いたしました。奥様のお顔がなかったのが やや残念でしたが。
今年はご予約のキャンセルが残念では有ったのですが その理由が今回お伺い出来たので 納得の。お医者さんの開業医の方々のトラブルと言うのが そんなことも有るのか!と 考えさせられましたが。
ポール・ロジェのシャンパーニュからのスタートでしたが、ブルゴーニュの赤は 熟成を。コルクは ぼろぼろに砕けてしまいましたが ポジティブなヴィンテージの’80は 愛らしい果実味に 余韻のほのかな トリュフの風味が この時代の優良な味わいを醸し出します。
お帰りのタクシーさん待ちの流れで 白も飲み込むことに。前夜の 印象も良く感じられた ブリアイユの サヴィニー’04は ここでも 蜂蜜の余韻が コクをしっかりと感じさせる 優雅な味わいで。
来年もまた 期が有られる度に是非とも よろしくお願いいたします。
こちらも男性陣でしたが 懐かしいドクターのお名前も。移転後全く お顔が見られなくなってしまいましたが こんな機会が是非とも そのご縁を繋げていただければ!ですが。
ワインは リストから チリの熟成を。’91のカベルネ・ソーヴィニヨンの プライヴェートリザーブ かなりしなやかで 柔らかい酒質は 飲み疲れておられる 肝臓には優しいものかと。明らかに そのスタイルは若い段階では想像し難いものですが これもまたワインの熟成の妙味かと。
Sommelier R.Imamura