Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連夜の極上のヴィンテージ’76’47’43’43’37

本日のお昼間は、病院に。血圧のお薬と 花粉症も。
何とも情けないことですが、知りませんでした。自分が飲み込んでいる花粉症のお薬なのですが 1日 2回だったのか・・・・。1回しか飲んでいなかった。まま、それでも効果があるのであれば 1回でも良いと言うことでも?自分のことだからな、自身で少しづつ判断しながら。
で 昨夜の連夜の極上の今宵はシャンパーニュにて
・Perrier Jouet Belle Epoque’76
・Moet et Chandon Dry Imperial’43
・Veuve Clicquot Ponsardin Dry’43
・Charles Heidsiek Extra Dry’43
・Mumm Cordon Rouge Brut’37
本当に連夜のご利用の皆様に心より心より感謝いたします。
今回のご利用で またまた希少なシャンパーニュがストックから消えていきましたが 別の意味で 厳しき戦いの継続への光が少しだけ見えるようになったのかな?の経理上の流れではありますが・・・・・。
ですがですがの 仕上げの情けなさに 自身の未熟さを改めてではあるのですが。
今夜は、お食事後からで 本当にゆっくりと。
前夜の’78から 今宵は’76も比較してみよう!のアネモネを。
結果は、同じステージの感覚は 明らかに流石の偉大なヴィンテージの’78の方がよりポジティブな印象を。満場一致だったかも?また、おひとりでお越しになられていたマダムにも 有難いご相伴に 感謝いたします。ベル・エポック好きで通る彼女ですが よくSNSで 高級ホテルさんでも飲まれていますが この次元は 如何だったかな?これが有る意味での本当のシャンパーニュかと!
そして、一気にハーフの’40年代のオールド・シャンパーニュを飲みつくすことに。何のことのない モエと思われるかもしれませんが このドライ・インペリアルの名称はまた 別次元の 完成度の味わいで。泡は全くですが 予想のシェリーの味わいでは無く まだしっかりと蜂蜜を。甘みと酸のバランスも美しく 流石の巨大な造り手の実力がはっきりと。
もうひとつの巨大な造り手のヴーヴ・クリコ。ヴィンテージ’47もポジティブな印象ですが こちらは やや進み気味の味わいにもですが 色調は未だ 琥珀で。黒ずんでいく スタイルのイメージも 未だ活き活きの流れに。
気を良くしての 3本目のハーフは シャルル・エドシック、こちらも’43で 本当にワインへのご興味を真剣に感じさせる飲みっぷりに 嘗ての 時代を思い出させられましたが やはり 東京にはこのようなお客様が まだまだ沢山おられるのか、改めて まだまだ自身の世界観の狭さを痛感させられました。
そしてこのエドシックは、ボトルむらもあるでしょうが ヴィンテージ’43が より’47よりも 優雅な味わいを醸し出す印象に。若さも感じさせるほどの
バランスの良さに 今回の3種のシャンパーニュの 比較試飲は何とも希少なジ経験で。
そして〆は ヴィンテージ’37まで。紫煙もあげさせていただいた 経緯もありましたが この’37のマムのコルドン・ルージュが 最も進んだ味わいで やや 黒蜜のニュアンスも出始めた オールドのシャンパーニュの持つ味わいを明確に。ハンフリー・ボガードの名台詞が 浮かびますが 今宵はシャンパーニュにひれ伏した。
ただ、そうなんです お恥ずかしながら 最も忘れてはいけない 最後の大物を伝票に付け忘れてお会計を・・・・・。流石に お恥ずかしいながらもお電話させていただいてしまいました・・・・・。勝手ながらですが お次の機会に よろしければ ご相談を。情けない限りの 最近 もう若くはないなあ・・・・。です。
Sommelier R.Imamura