Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98

京都のお天気は、気まぐれで 雪も降ったり止んだり。一時は、もう今日は大荒れだな?でしたが 現状は落ち着いております。結局は何時も通りの 晩になりそうですので 祇園町での週末をお楽しみいただければ幸いです。
見晴らしの良い窓から 天候もしっかりご覧いただけますので。
で 昨夜の 足早には
・Tenuta di Valgiano Cesari’98

何となく足早なお客様が目立ったかな?の晩ですが お天気は 昨夜は何の問題も結果的には。
ひょんなことから扉を開けていただいたムッシュは、修復師の肩書も。意外に そんな肩書の方を何人か存じておりますが この祇園町にはそんな方が何人かおられるような?
ワインのことは?それほど。そんなお言葉は ままある意味当たり前かもしれません。勿論、情報は多々で よくよくご存じの方もまたおられますが 色々な意味で ワインのお好みを お伺いすると こう言ったイタリアのワインへと流れ着くことも。最上の造り手とは言いかねますが やや地味な立ち位置ながらも 気が付けば20年の時の経過も見え隠れの ヴァルジャーノのチェザーリ、この’98は希少な初期の作品で 地味な存在だけで その品質には 改めて力強く 濃密な果実の味わいは フランスの銘醸ワインとはまた異なる存在かと。
勝手な思い込みですが 修復師と言えば そう 最後の晩餐を修復する姿が想像されます。最愛の絵画のひとつです。
Sommelier R.Imamura