Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Tignanello’97

本日の髭剃り時に 洗面所で 秋風の中 必死の蚊に足の甲を刺された。何となくの ちくりとしたので 撃退は出来たものの、そんなところを刺すなよ!の痒い場所です。後は 手の指なんかも辛いのですが 裏庭の伸びきった小薔薇の剪定などが 非常に恐怖です これからの季節は・・・・・。
で 昨夜の 嬉しき選択は
・Tignanello'97 Antinori

土砂降りでした。僕のカウンターも そんな感じでしたが、有りがたきお電話に 検索も。
移転後の ネットの大手飲食検索サイトは、移転前の書き込みは繁栄されていないようで もう1件しか 書き込みがないのと同じで もうワインバーでは 最終の扱いになるような・・・・。以前は、この手のサイトは お客様の善意と悪意で 手を付けないように そっとしておこう!の考え方でしたが こうなると なんだか 微妙な気持でもあります。
そんな中での 検索された上での 東の都の方々は ある意味 それっぽい業界の皆さまで。そんな話も出てきたのですが ここだと!目指していただけたのは 本当に嬉しき結果ですが これが またまたご縁に繋がることを心より。
イタリアから 帰国されたばかりのようです。だから、トスカーナの いずれしても この銘柄が サシカイアと共に切っ掛けともなった1本で。確かサシカイアが'69からで このチェィニャネロが'71から だったかな?
ブルゴーニュシャンパーニュは ざっと流されて リストを吟味された上に トスカーナのページも おそらくは並のイタリアンのワインリストを凌駕する内容化かと!そして、'97のティニャネロは どうなの?のご質問に 世評のヴィンテージ評価からしたら ポジティブなことしか言えないだろう?きっと。まま、他の手持ちが'95'91と言うのも 考えさせられるものですが。19年の時を経て 予想よりは熟成の段階を。そして、この'97はリリース直後に 本当になけなしの お小遣いで 購入して自宅で大切に大切に保管した1本でも。当時はイタリアンで 働いていただけに こう言ったスーパータスカンにも思いが有った。今思えば もっともっと五大シャトーや DRCに触手をでしたが・・・・・。
コルクの浸透も半分ほど。綺麗に熟れたサンジョヴェーゼの香りは 正にザクロのドライフルーツのニュアンスが はっきりと出ており カベルネ・ソーヴィニヨンの後押しも しっかりと感じられる 正に 野心溢れる 過去の マルケージの 思いが計り知れる逸品で。
Sommelier R.Imamura