Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

スパークリング’87

本日のお昼間は、宿題をいただいている 新たな開業をされる方の ワインリストの仕上げを模索しながら ワインセラーとワイングラスの業者さんへのお見積り依頼を。各店舗さんでの思惑に また 業者さん単位での 仕入れの仕切りの価格の変動に 悩ましくも 何か 結局は大手のネット業者さんの価格の強さに 改めて考えさせられました。町のワイン屋さんも ネットを駆使しなければ これでは生きていけないな・・・・。正規品の 神話は もう過去の話のような気がしてきたかな・・・・・。
で 昨夜の これまた悩ましくも ままそれでも 過去の御恩は忘れない
・Vouvray Petillant'87 Huet

うーん、先週末の晩に バタバタとお料理もこなしていたのですが 情けなくも バニャカウダ・ソースの保存容器を落下してしまい。割れてしまい、ある意味 良かったのですが キッチンのマットの上で。これが またなのですが アンチョビと大蒜を多用するベースなので 凄まじい香りを放つ 強烈な逸品であることは間違えない!何度選択しても 香りが洗濯槽から 消えない・・・・。
久々のお越しのムッシュは、まま 失礼ながらも 大分 お年も取られたかな?ですが、今回は珍しくの銘柄を。大抵はボルドーのグラン・ヴァンなのですが 賛否が問われるものも ありましたがのシャトー・モンローズ'28や 最ものイメージは ムートン や ペトリュスに至っては エチケット・ブックに '70年代'80年代のものが6枚くらいは有ったかな?で。ですが、久しくこの手の銘柄は流石に。高騰を機に中々そんな銘柄まではお勧めしませんが うーん 少なからずの意地悪も有られるかもしれませんが 昨夜も 少し凹んだけど。ですが、それでも 何だかんだのご利用は 有りがたい限りです。
ですが、意外なアイテムで しかもシャンパーニュではなく ペティアンのヴーヴレを。まま、'87のユエをまだまだ残していたのも そのリストに目を付けられてしまったこともですが 正直 この手の ややひねた スタイルと言いますか。後で色々なので 王道のシャンパーニュ や イングリッシュ・スパークリングの ナイティンバーなどもお勧めしたのですが 何を勘違いされたのか こちらが 何か意味が有るように・・・・。まま、確かに最後の1本なので 敢えての使用もないような気もですが 個人的には ヴィンテージ'87のお嬢さん用の銘柄のようにも・・・・。まま、これも また大いなる勘違いでもありますが。こんな時は 逆にゲスト側がポジティブになられる辺りも人間心理かと。勿論、有りがちですが 良い熟成をしているのでです。個人的には、このスタイルを存じているので ですが やや余韻にタンニンの えぐみが残る印象ですが 言われなければなのが 一般かな?まま、本来はポジティブな部分だけをお伝えすべき 立場かな。
Sommelier R.Imamura