Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03’01’95

本日のお昼間は、愛犬はなちゃんのお散歩に。もう完全に夏日で 珍しく 玄関で 出たがらないお犬様でしたが しばらくするとで。暑さもあるでしょうが、言葉が離せない彼女らですが 少しでも気持ちが汲めればなと・・・・。
で 昨夜の 男性陣は
・Saint Aubin 1er'01 Marc Colin
・Ramey Diamond Mountain District'03 Napa Valley
・Chambolle Musigny'95 Daniel Moine Hudelot

結局、週末ですが華のない晩に。それでも貴重な顧客の皆様の存在に感謝いたします。
名古屋のムッシュですが、お早い時間帯でしたので 今宵は帰宅の予定も。グラスで数杯の予定でしたでしょうが 結局 ご一緒しながらも随分飲み込んで。
ボランジェに コタのサンセール'98までも十分ですが、赤まで進んで結局ボトルが空くことに。
前回のジャドのシャサーニュも'01でしたが 議論を繰り広げたのですが 個人的にもこのマルク・コランのサン・トーヴァンのプルミエは 価格もさることながら お買い得なブルゴーニュの逸品かと。チャーミングな酸は、勿論の持ち味で円く熟成したタンニンと果実の甘みがバランス良く 洗練された味わいの 会話も拡がる1本で。
うーん、本当に波乱の15年なのでしょうか?の顧客のムッシュですが 昨夜は御連れの方も含めて 余りはっきりとは書き込めないな。それにしても お店の権利を売却されたとは・・・・。明日は我が身で 改めて頑張らないと と心に響く機会ながらも 残念で仕方がない・・・・。ですが、まだまだ 再起も含めて御元気そうな飲みっぷりに このご縁も変わらずで。
還暦の御祝にはお伺い出来ませんでしたが、このレーメイは 先日の白とも併せて非常に興味深い 個人的にものテイスティングにも。まま、ですが これは もう5年は自宅地下で寝かせておいたもの。中々、このレーメイも手に入りにくいもののなっていたので 実はロマネ・コンティを実際に横に並べてお飲みいただいた機会もありますが このカリフォルニアのレアな1本の方がお好みだと 言い切られた彼ですので。
最後の1本でもありましたが、重厚なカベルネ・ソーヴィニヨンの どっしりとした味わいも 5年の時の経過により しなやかで たっぷりの甘みを主張する ボルドーのトップ・シャトーに匹敵する 特別な造り手でも。
会話の流れも有って 当然のような2本目ですが この数年でブルゴーニュに 嗜好は理解も。現在ならば あの'69を どう思われるのかな?もありますが このモワン・ユドロのシャンボール'95も 果実のヴォリューム感はグラン・クリュには劣るものの 綺麗な酸がこれまた 持ち味ですよ。伸びやかな甘みが下支えする 先のコランのサン・トーヴァンよりも また ひとつ ステージが上がる まさにワインバーなどで 抜栓すべき 熟成したブルゴーニュ
Sommelier R.Imamura