Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’74’59

本日のお昼間もジムに。連日の しっかりと飲み込んだ 肝臓が やや疲れてはおりましたが 暇疲れよりは 比較にならないほどの 意義ある テイスティングでも?
その後は、次男の参観日で いそいそと動く妻に ややすれ違いでもありましたが これも また致し方なく。
で 昨夜の極上のブルゴーニュの 後の まま事件?かな
・Vosne Romanee'74 Jean Gros
・Nuits Saint Georges Clos des Corvees'97 Prieure Roch
・Aloxe Corton'59 Jules Belin

お電話に また 先日のブルゴーニュのオールドの 素晴らしさに改めてのムッシュが。
今宵は、先にお食事等は 有られなかったようですが 結果的には 予想外の展開にも。
1本目から 前回のご予算から倍になる ご予算がいただけ それならばの!興味深い 故人の特別な1本を。状態としてはコルクのトップのカビの様子や 色調からも極上かと。正直、こんな希少な銘柄の'74が 僕が見かけただけでも ACに村名にクロ・ド・レアまで あったので 発掘されたワイン商の存在には脱帽です。正直、正規品も素晴らしいのは当たり前ですが 飲み頃の 逸品を探すのもワイン商の大切なお仕事かと思われますが ほとんどが・・・・。
また、味わいは 想定に範囲内のもので 素晴らしい香りの立ち上がりは 薔薇のポプリがむんむんと。ただただ、余韻の伸びや ヴォリューム感の範囲は やはりヴィンテージの特性もあり 穏やかなものでも。有るべき姿でもあった ジャン・グロの 一期一会のヴォーヌ・ロマネ。
2本目の このプリューレ・ロックの クロ・ド・コルヴェは 正に この段階に入って 極上の特別感を!正直、以前の'98と合わせて 約20年の時を経ないと現れない ドメーヌ・ルロワと共通する トリュフに 香水のブーケがはっきりと。正直、個人的には若い10年くらいの段階では この香りや味わいは 感じられなかった!だからこその、飲み頃をはっきりと意識して 特にブルゴーニュは飲み込んでいただきたい。確かに若くしても美味なものもありますが やはり時が紡ぎだす 特別な変化がワインには 必須かと。
もう少し飲みたいと!おっしゃられ ワインリストから このロックを選ばれましたが 3本目まで。最終的には、'59をお勧めしましたが 勿論 リストも確認されており。
偉大なヴィンテージの'59の お利口なジュレス・ベランのアロース・コルトン。これも、また 香りがのっけから ひねており。ただただ、これでは まだまだテイスティングしてみなければの やや変態系の。味わいは完全に甘みも残す 調和の取れた ノスタルジー全開の ムッシュも絶賛の1本で。気を良くされたのか 2本目からは 腰を掛けるように促され 結局紫煙まであげる 非常に楽しき時間が。
ただただ、大分酔われたのか 最終に やや事件が起こりましたが 先ほど お電話もいただけ 事なきも。飲ませ過ぎてしまいましたかね?次回からは 少し気を付けます!そんな雰囲気でもなかったのですが・・・・・。
まま、これに懲りずに またまた心よりお待ちしております!
Sommelier R.Imamura