Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3月

本日のお昼間は、完全に休息を。帰宅時にも僅かに 降り続けていた雪の為、帰宅したベスパ100ccの給油に伺いたかったものの・・・・。
格安でヤフーオークションで手に入れた、もう何年前かな?現在では、弾も中々無く 50ccでも中々のプライスなので 近年の嘗ての商品の高騰はワインだけではないと・・・・。
今回は、前後のタイヤの交換も推奨された為に 予想外の出費になりましたが 安いものだと言う認識は 改めて。タイヤ自体は拘らなければ安価なものなのですが 錆びだらけだった鉄製のホイールを丁寧に磨いてくれて塗装まで。そんな職人さん魂が彼への信頼度を一段とアップさせます。メインは やはり'66のトライアンフなのですが 下駄代わりのベスパの懸案のブレーキは 信じがたいほどの制動力アップです、そう考えると今まで よくあんな状態で・・・・です。
で 2月の最終日は 豪雪に相応しい晩で
2月は、本当に辛うじて辛うじての 展開で 1月の どうしようもない結果から 何とか何とか生き延びた様相で。何よりも ワインのお届けが有ったことで救われたのが現実かと。感謝の気持ちでいっぱいですが、3月は動きを感じて 美しい桜を晴れた気持ちで見つめたい!
そんな、今月の特集は 懲りずにイタリアの銘醸ワインも。
イタリアン・シャルルマーニュの異名も持つ ウンブリア州の極上のシャルドネはチェルヴァロで。
造り手もトスカーナを代表するアンティノリですが、この白も極上の思い出も多数。ですが、'90年代後半と飛んで'80年代後半の印象が強く 今回の'95'92'91と言うのは 中々見かけないヴィンテージでも。希少な体験も含めて是非の逸品で。
また、赤は またまたの帝王から。'87'83ですが 勿論の飲み頃で。


ボルドーブルゴーニュも変わらず 熟成を集めてみましたが 今回はボルドーからご紹介。
やりすぎのオールドかもしれませんが今回も'73'66'64'57'37と一気に遡るヴィンテージ達です。
最古の'37は、2級の筆頭のひとつのシャトー・デュクリュ ボーカイユ。川沿いに聳えるサンジュリアンの優美なシャトーが印象的な造り手で。ヴィンテージ評価は、中程度の様子で。個人的な記憶も、正直ですが '38の素晴らしき思い出もございますので。ネゴシアン・ボトルかと思われますが 液面も肩口ですので。
何処までもノスタルジーの世界観かな。
Sommelier R.Imamura