Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’90’85

本日のお昼間は、病院に。2月も既に終わってしまいそうですが、今年は花粉の症状が ゆっくりです。有りがたい限りですが おそらくは 来週辺りからは嫌な予感もですので。
今回は、顧客のドクターのお勧めの点鼻薬を含めて 失礼ながらもお願いいたしました。効き目に個人差も有るかとは思いますが、ドクター曰く"マスクなど一切必要ない!"でしたので、それはそれで非常に興味深いので。果たして如何に!ですが。まま、いずれにしても血圧のお薬と合わせて 僅かながらも痛い月末の出費です。
で 昨夜の 関東圏からかな?日本酒の造り酒屋さんかな?でしたが
・Chateau Saint Estephe'85 St Estephe
・Appasitte di Moscato’90 Fraz Marini

開店前からのカップルのお越しはありましたが、シャツを羽織って直ぐに。ソファーのお席で、幾分意味深なお話の内容が聞き取れていたような?でしたので、当然干渉ほ必要もなく。ただただ、中々なのですよね グラス・アイテムではありますが 最も価格帯としてはハイレベルなものでもあったので 可能な限りではありましたが カフェのような・・・。
それでも、移転後の新たな顧客は まだまだ僅かですので 前向きに!
こちらも お初の方々でしたが 男性陣でのワインラヴァーかな?で。リストをしっかりと御覧いただきながらも またセラーのディスプレイを見ながらも、で。
そしてお決めになられた銘柄は、ボルドーから。中々の見立てでもあり クリュ・ブルジョアのこのシャトー・サンテステフは '85の手持ちの中でも非常にお買い得な1本かと。ちなみに選択肢の候補で モンローズのセカンドのラ・ダームの'85もございましたが 個人的な相性では このブルジョアでしたので。
未だに元気な姿も残す この'85は流石の味わいですよ、サンテステフの強固なタンニンが解けてきた 柔らかさが徐々に。個人的には、数年ぶりのテイスティングになりましたが こう言った経験値がソムリエの 自信にも繋がるものかと。
〆は、甘口のデザートワインのひとつの アパッシート。'90の偉大な陰干しの 逸品ですが ハーフで 糖蜜の風味を。
甘美な味わいに明日の活力と言うのも有り触れてはいますが 正に。
Sommelier R.Imamura