Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’98’97’95

本日のお昼間は、次男と愛車のシトロエンを 車検から引き取りに。やはり、3年乗った愛車は代車とは慣れの問題でしょうが 相性は歴然で。何だかんだと言いながらもですが、車の経費も 負担にはなりますが これはこれで致し方ない・・・・・・。
で 昨夜の ダイレクトメールの効果も?の晩は
・Crozes Hermitage'95 Paul Jaboulet Aine
・Chateau Malescot St Exupery'99 Margaux
・Chateau Lagrange'97 St Julien
・Bollinger Special Cuvee
・Bourgogne Chardonnay'98 Paul Pernot

雨の 東大路の交差点を眺めながらの週末の金曜日の晩は、相変わらずのゆっくりの展開に 悩ませられながらも ご集金は確実に。ワイン商の方のご意見でも やはり日々値上がりする 特にブルゴーニュの特別な生産者の銘柄は 価格の改定を為さざる負えない状況でも。手持ちのロマネ・コンティアンリ・ジャイエは もう嘗ての感覚では扱えないものでも。一体、誰が飲んでいただけるのか?の価格になりますが、現状のリスト価格は彼の言う原価にも足りないものでもありますので・・・・・。
東京と京都 またはシアトルを行き来される社長さん方は、久々に。それにしてもお忙しいのにボルドー・マラソンにも4度完走されておられていたとは!
エルミタージュの手持ちが、限られていた。ので、クローズで。昨年末に飲み込んだこのジャヴレの'95は思いのほか 飲み頃にも近づきつつでしたので。濃密な中、対岸のエルミタージュほどの厚みが無い分 ある意味 飲み口の良い 優良な銘柄かな。
深夜の若社長の皆さんは、ダイレクトメールが届いた昨日の 流れで。一言添えた方への効果が有ったかと言われれば?ですが いずれにしてもの有りがたいご利用で。
結果的には、4本のボトルになってしまいましたが ままお姉さんも 祇園町のチーママさんから木屋町の若い方々へとチェンジされる晩でも。
男性陣のみの1本目は、まるごー村のマレスコですが'99でも十分な エキス分の凝縮したカカオ香る逸品で。'90年代後半からのボルドー・グラン ヴァンはどちも抜かりない仕上がりで。
お次は、結局は男性陣のご意見で。やはり、若いチーママさんでもお店での経験値で重めのニューワールドの たっぷりがお好みでしたが。
サントリーさんの経営になる このラグランジュに人気の意図も解ります。この'97は明らかに先の'99とはスタイルが異なりますが クラシックな味わいが楽しめる熟れた味わいで。十分に飲み頃も感じさせる やや難しいヴィンテージ。
入れ替わりと共に シャンパーニュでリセットを。ボランジェはNVとしては十二文もポテンシャル。
〆は意外に白で。グラスが結局 やはりのボトルでしたが ポール・ペルノの'98は パスタや生ハムのあてには ぴったりの寄り添いで。気が付けば、時間の流れも朝方に。
やはり、流れはこんな形で 毎晩いただければ なあ。
Sommelier R.Imamura