Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’96’85

本日のお昼間もジムに。その後は、またまたワインの配送の手続きを。この時期は、温度の心配はそんなにないのかもしれませんが モラルとして やはりクール便で。実際には配送会社さんのモラルも重要なのですが 信じるしかないのが現状かと。
で 昨夜の ひさびさのお姉さんがたも
・G.H.Mumm Cordon Rouge’85
・Christian Senez Brut’96
・Nuits St Georges La Perrieres’99 Henri Gouges

肝臓に疲れも見え始めておりますが、まだまだ頑張らねばの年末です。
相変わらず 前半の動きは静かなもので 後半に掛けて。
ご近所の歯科医のムッシュは、今宵も芸妓さんを引き連れて。’87か、ベテランさんの域にも入りかけておられるでしょうから 有る意味 心穏やかにご一緒に。珍しくシャンパーニュのリクエストに 選んだのはマムを。ここには意図が有ったのですが 直ぐに作戦は崩れて。先日の奥様のお話では’55だったのですが ご自身のお話では’56だと・・・・。マムの’55のハーフのセールスに繋がるかな?の思惑は儚くもですが これまた’56は手持ちが無く。記憶にも ほぼない このヴィンテージですが 思い出すと自宅地下セラーにガヤのバルバレスコが。そうか、この’56は 鰻屋さんにと残しておいたもの また他の顧客のヴィンテージでもありますが 何方にお飲みいただくかは そろそろ流れもあるかな?
意外に若さすらのマムの’85でしたが 状態の良さもポジティブな部分かと。
深夜のお電話で ほっと安堵のお姉さん方でした。以前は頻繁にお連れいただいていたムッシュの酒断ちに 中々機会が有られなかったのも致し方ない。
ですが、そんな中でも記憶に留めていただけており 機会を見つけてのお越しには感謝いたします。
クリスチャン・セネズの’96も手持ちが乏しくなってきた。使い勝手の良い現実的なヴィンテージ・シャンパーニュは 可能な限りNVを排除していきたい僕のリストでも お利口なアイテムかと。若々しさに 熟成のエッセンスを 一滴の深夜でも楽しめる1本かな。
〆は白で。ニュイ・サン・ジョルジュの白は、珍しいかな?余りこちらも記憶がないな?ですがこの’99のペリエールは 非常に まったりと深夜の酔っぱらいに 微笑みかける上質なもので。流石のアンリ・グージュの飲み頃の逸品ですが 実はこれは 自宅地下セラーで 赤だと ずっとほったらかしていたもの。
ですのでもう手持ちは 無かった筈かと。
一期一会のワインの世界ですが そろそろ僕の結婚したヴィンテージも飲み頃のものも出て来たかな?
Sommelier R.Imamura