Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’01’81

本日のお昼間は、愛犬 はなちゃんのお散歩に。非常に清々しい季節で 犬も風にあたりたい気持ちが 感じ取れます。中々、連れていってあげられませんが 偶にはそこそこの距離を。他の犬の香りに怯えながらも 運動もしなければ 肥えてしまいます。
で 昨夜は 移転後初のご来店のお二人が
・Chateau Marquis d’Akesme Becker’01 Margaux
・Cabernet Sauvignon’81 Haitz Wine Cellars Napa Valley

移転前に移転のお話をさせていただいた 記憶のある ムッシュお二人は 移転後初で。まま、ダイレクトメールで気にかけていただけていたようで どんな形であれ お越しいただけるのは非常に有りがたい。
やや、10月の静けさを感じているこの週頭にと言うこともありますが。
目いっぱいのお料理も 必死にフライパンを振りながらですが、落ち着くとご一緒に2種のカベルネ・ソーヴィニヨン・ベースのものを。
やはり、価格もありますが 格だけでは その真価は問われない味わいでもあります。ボルドーのグラン・ヴァンも カリフォルニアの たっぷりの味わいのものに比べるとやや穏やかなものに感じさせられるのも事実かもしれません。ただただ、そこに優美さなども加味すると いったい?
2本目の熟成したハイツのナパ・ヴァレイの逸品は、スタンダードなラインではあるものの ここのところ若いヴィンテージの’11も扱う機会が少しありましたので改めて その長命な生きの長さを。30年以上の時の流れにも びくともしない果実のポテンシャルに しなやかに熟れたタンニンの柔らかさは パリスの審判の 結果にもまた意義深いものにも。

              Sommelier R.Imamura