Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’96’95’87’76

本日のお昼間は、散髪に。かなり久々にトライアンフのエンジンを蹴り上げましたが、順調な様子で。ただただ、若干 二日酔い気味の 僕はスピードを抑え気味にでしたが 車の運転だけしかされない方は 解らないだろうな?ヒヤッとする瞬間は 有るもので。ですが、大概あの場所なんだよな。気を付けるし 気を付けていただきたい!
で 昨夜の飲み友達と言ってしまえば失礼ですが
・Mosel Elbling Sekt Trocken’96 SMW Reserve
・Chorey Les Beaune’76 Leroy
・Vosne Romanee’87 Gros Frere et Sour
・Pinot Gris Clos Saint Urbain’95 Zind Humbrecht

開店直後に 完全にまだまだ スタートモードではなかった不意の瞬間でしたが お越しのムッシュが。ふと お姿にお客様ではないかな?でしたが、ダイレクトメールで 親族ですが 他界されたとのことで。わざわざ、非常に有りがたい限りですが 少し  どきどきする瞬間でも。お人様を身なりなどで判断はしてはいけないのですが 時としては警戒心もMaxでなければとも。
久々の何時ものムッシュは、今宵はこれも久々ながらの お一人で。結局は、3本をご一緒して 後半は互いに疲れも出た様子でしたが 昨夜相変わらず興味深く楽しき晩で。
1本目は、本当にジャブですが モーゼルの泡を。前回とはやや印象が異なる特徴的な個性を感じさせる香りながらも甘みが 楽しさを。今宵のワインを選ぶ時間のお供にはよろしき銘柄かな。
長いことかかる選択でしたが、この間に 先日のハートのドクターが今宵も。ここでは、今月の特集からのヴォーヌ・ロマネが。そして、先のムッシュにはゴリ押しのようにルロワのショレイを。
ここで、4人でのワイン談義が やはり楽しくなるものです。様々なワインの経験値ですが 色々な感覚とご意見が。
非常に飲み頃で、正に穢れの無い綺麗な姿を見せるグロの村名。’87は、保管状態が良ければ正に今!
そして、ある種の対照的な ルロワのショレイは’76の ひね感がはっきりと香りに。ただ、味わいには その個性は別物でこのアペラシオンの物とは思えない素晴らしいワインの形に 流石の一言を添えるべき マダムの目利きで。
〆はアルザスのグラン・クリュを。アルザスのトップのひとつのフンブレヒト、手持ちの銘柄が無くなっていたので ある意味探していた造り手。今回は、ピノ・グリですが これもまた 柔らかく酸が纏まる濃度の濃い味わいで。ただただ、紫煙をあげたい気持ちでしたが 我慢して正解でした 大分飲み過ぎたかな?辛うじての 片づけでも・・・・・・。

       Sommelier R.Imamura